ヒロイック・エイジ 第4話

『黄金の種族』が去った後、『銀の種族』は後継者を名乗った。
この流れは理解出来る。
まず『銀の種族』は高慢な種族っぽい。そして選ばれた種族の内、『青銅の種族』は高度な知能は持ってないだろうし*1、知性を持ち絶大な力を持った『英雄の種族』は事実上滅びている。
残った『鉄の種族』は弱すぎて話にならない。
一番『黄金の種族』に近いのは『銀の種族』だろう。
なのに何故『鉄の種族』を滅ぼそうとするんだ?
他の種族は征服で止まってるのに、何故『鉄の種族』だけ目の敵に?
――理由はやはり、『ノドス』と「12の契約」だろう。
『鉄の種族』は『ノドス』に従って宇宙の支配者となり、他の種族を征服する事が決まっている
・・・『黄金の種族』は、『銀の種族』・『青銅の種族』・『英雄の種族』がこうなる事が分かっていたから、『鉄の種族』に全てを託そうとしたのか?
だが、こうなってしまったのは「12の契約」のせいで、契約が無ければこんな事にはならなかった可能性もあるのでは?
そっか。オロンに居た頃は、人間はエイジ1人だけだった。
だから自分と他人―――「わたし」と「あなた」―――を区別する必要なんてなかったのだろう。
しかし第三者と関わる事が多くなって、自分と他人を区別する必要が多くなってきて・・・そして自我が確立・成長し始め、存在意義や「自分の居場所」等の思考が現れ始めた。
なのに、こんな時に存在を否定されたり「居場所」が奪われたり、何かエイジが可哀相・・・

一瞬、『ノドス』はエイジ以外全員『銀の種族』なのかと思ったけど、それ以外の種族にも宿っているのね。
ということは、逆に仲間になる『ノドス』とか出てくるのかな?
でも、契約で全部倒せって言われてるからなぁ・・・

永世中立」を宣言してものの、実際は惑星ティターロス(ダイダロス人)は『銀の種族』に支配されていた。
そして彼等は『銀の種族』に脅され、仕方なくアルゴノートを強制的に調べようとする。
だが、ディアネイラは交渉の場をもち――あえて『ノドス』の事を持ち出し、ダイダロス人を脅迫する
『銀の種族』に言われた通りにしたが、『ノドス』という脅しを受け仕方なくアルゴノートを受け入れるティターロス。
・・・そういう筋書きが出来るはずだった。
だが『銀の種族』はダイダロス人を元から信用しておらず、惑星ティターロス周辺に『青銅の種族』が出現!
『銀の種族』はティターロスごとアルゴノートを破壊するつもりだった!!

それにしても、さすが「神」の後継者を名乗るだけあって、力は強いけど嫌な奴らだよな。
自分達が偉くて当たり前、他の種族は言う通りに従って当然って感じだもん。
これだけで、『鉄の種族』が征服を拒否するのも分かるよな。

*1:もちろん実際はどうか分からないけど