ヒロイック・エイジ 第3話

・・・なんで『英雄の種族』は争いを始めたんだろう?
それにしても、冒頭の『英雄の種族』の攻撃方法がフェストゥム*1と同じにしか見えないよ!!
やっぱり0次元に向かってねじ切ってるのかねぇ。

『ノドス』の中で『英雄の種族』は生き続けてて、おそらく意識も残っているんだろうけど――彼等は何を想っているのだろうか?
エイジは親しくしている様だけど、ベルクロスはどう思ってるのか分からないからなぁ。

100年以上前、『銀の種族』率いる『青銅の種族』により、人類は地球どころか太陽系を奪われ、それ以来近づく事も出来ないという。
しかしエイジが見ていた映像だと、当時の人類文明はそれ程高くなかった様子。
現代でも簡単に予想出来る「未来像」だったけど・・・それでも他銀河に進出するぐらいの技術はあったのか?
あ〜、確かにエイジを怖がるのも分かるな。
もしエイジがベルクロスを喚び出したら、もしその状態で攻撃してきたら・・・いや、何気なく叩かれるだけでアルゴノートは壊滅的な被害を受けるだろう
エイジはそんな事分かってるんだけど――クルー達はそれが分からないから恐れる。
エッカルトが抱いた恐怖*2と同じだな。

だけどテイルとメイルの双子は、そんなにエイジを怖がってない気がする。
二人とも強力なサイコキネシスの使い手だから・・・もしかすると同じ様な経験が在ったのかも。

イオラオスの言う通り、力の次元が違う・・・。
『銀の種族』にとって『青銅の種族』は手軽なコマにすぎない。
だが人類は――アルゴノート一隻では「アリ塚」1つ相手にするだけで危険な状態
だがエイジ=『ノドス』にとって「アリ塚」なんて全く相手にならない。腕の一降り・・・その衝撃波(?)だけで破壊してしまうのだ。
そして『銀の種族』はたった1人――生身(?)で『英雄の種族』と渡り合う事が出来る。
『鉄の種族』の兵器『オーガン』では露払いしか出来ず、『銀の種族』相手ではエイジにとって邪魔な存在でしかない。

クルー達は「常識」を持たないエイジを「サル」と呼んでいたけど・・・イオラオスは別の理由だと思う。
おそらく、『ノドス』の力を理解してしまった彼は、そうやって己の必要性を作りだしていたのだろう。
・・・もっとも、その感情に気付いているから苛ついてるんだろうな。