天保異聞 妖奇士 説二

1話の時も不思議に思ったけど・・・間違いない
他の人には 雲七が見えてないよッ!!
往壓の幻覚なのか、往壓にしか観測出来ない存在なのか・・・
bones制作だから侮れないな。

竜導往壓の漢神を呼び出すという能力は「『存在』から物を取り出す」だけでなく、モノの真名(まな)――本質を探り出すという効果も持っている様子。
用途が広く、物語に絡ませやすいね。
・・・で、今回1番の山場(?)。
たえと央太の故郷に山神の話なんて存在せず・・・村人達はもっと現実的な方法を言い伝えていた
――初めは急に「食べ物」が出てきて分からなかったけど・・・そういう事か!
飢饉の時は子供を食うのか!!!

・・・まぁ、それは仕方がないと言える。
だけどさ、今年は苦しいけど飢饉では無かったんだよね?
山神への生贄なんていらなかったんだよね?
とと様ヤバイって!!
元からカニバリズムの性があったのか、姉ちゃんを食ったせいで、(自分で言う通り)狂ったのか分からないけどさぁ・・・

往壓が逃げていたモノは「異界」じゃなくて・・・異界を望む己の心だったのか。
異界があまりにも素晴らしすぎて、この世界では満たされなくなってしまった。
異界から戻ってこない人達も、帰れないんじゃなくて帰ろうとしないのでは・・・?
そして一番の問題。
「人は異界を望んではいけない。人は人の世界で生きるべきだ」という往壓の考え。
――どうして駄目なの?
待っている人が居る央太は分かる。
だけど、全てを失ってしまった往壓はどうなんだ?
・・・おいおいこの事も追求されるだろうな。