シムーン 第21話

うわー! シムーン面白ぇ!!
そんな感じの21話ッ!

アーエルのお爺ちゃんが色々知っていたのは、かのコール・デコストラのレギーナだったからか。
だから翠玉のリ・マージョンについて―――並行世界について―――知っていたのか。
だけど、コール・デコストラの生き残りってドミヌーラだけじゃなかったっけ?

・・・やっぱりオナシアって「人間」じゃないよな。
目の色が異常すぎるし、鱗粉みたいなの出てるし。
特別な状態の人間とかではなく、根本的に人じゃないね。

  • 「世界」の歴史

・・・遥か昔、「この世界」には今よりも優れた文明が存在していた。
しかし戦争が続き、世界は荒廃し、国は滅んでいった。
――シムーンはその時作られたが、その頃はまだ只の戦闘機だった。
文明は廃れ、シムーンも遺物へと化し・・・人が滅びへ向かっていた時、変化が起きた。
突如、空から―――違う世界から―――現われるシムーン
乗っていた彼女達は、自分の事をシムーン・シヴュラ」と呼び、並行世界への移動方法・・・「翠玉のリ・マージョン」を人々に伝えた。
「翠玉のリ・マージョン」とは、「あの時戦争を起こさなければ」「あの時シムーンについて知っていたら」・・・そういった『もしも』を創り出す『神』からの贈り物。
――という事になっている

しかし、実際はそんな『神様』なんて存在しない。
何故ならその「彼女達」とは・・・

  • ドミヌーラとリモネ

やっぱりリモネとドミヌーラは生きていたッ!!!
生きてたけど・・・違う場所=違う世界に辿り着いた模様。
やっぱり「翠玉のリ・マージョン」に成功していたのか。
そしてドミヌーラは悟ってしまった。
己の数奇なる運命を。自分達の役割を。

何者かに誘われ、廃れた「古代シムーン」が多数ある村へ行く二人。
その間、ドミヌーラの脳裏によぎるのは・・・私がいなければ、世界はどうなるのだろう? という事。
もし、シムーンの事を話さなければ、「翠玉のリ・マージョン」について言わなければ――未来に起きる戦争の事を話せば、「世界」はどうなるのだろう?
そして、「もし」を問われたリモネは答える。
シムーンがあれば皆と出会えると。
――それでドミヌーラの心は決まった。
悲劇が起きると知りつつ、「出会う」事を選んだか・・・ティーナドミヌーラ・・・

  • 年表とメモ