交響詩篇エウレカセブン 第41話

サクヤの身体には、いくつものCD*1が埋め込まれていた。
・・・エウレカもそうなのか?

エウレカは誘われて、サクヤの書庫――精神世界へと訪れる。
図書館の様に所狭しと並べられた、多くの本。
これがサクヤの「心」か。
エウレカと様相が違うのは性格が違うからだろうけど・・・この本の量=知識・情報量は凄いな。

語られるノルブとサクヤの過去・・・
サクヤは「大地と人との仲立ち」何て望んでいなかった。
ただ、ノルブといつまでも一緒に居たかっただけなのに・・・。ノルブも、この時全てを知っていたら、どうしていたのだろうか?
ゾーンの突破に失敗し、身体が崩壊し始めるサクヤ。
――サクヤの「何か」を残したくて、サクヤのCDを手にするノルブ。
・・・だからノルブの胸にはCDが埋め込まれていて・・・唯一の成功者なのか。
ノルブがCDを取らなければ、サクヤは「人間」のままだったのだろうか?
それとも、そんな事関係無く、結果は同じだったのだろうか?
・・・今となってはもう分からない。在るのは蓮の花となったサクヤと、残されたノルブという現実だけだ・・・

何故、ノルブとサクヤは失敗したのだろうか?
「その時」のサクヤの情報量が少なかったからだろうか? 「大地」が望む情報を持っていなかったからだろうか?
――もしかすると、スカブコーラルは人類と共存する気があっても、人類と分かり合える精神構造をしていないのでは?
現時点では何も分からない。唯一の真実は、ノルブが言う通り・・・「大地はただ其処に在るだけ」だ。

本棚の中から、自分も持っている白い装丁の本を見付けるエウレカ
本の中身は自分と同じ白紙――これがスカブコーラルから託された「白紙のメッセージ」か?
サクヤはそこに数多くの「愛」を描き、エウレカは大きな「愛」を描いた。
これがどういう結果を生むのだろうか・・・?

エウレカとサクヤが出会った事により「結界」が解け、軍の攻撃が始まってしまう。
次回は戦闘だ!

・・・ところで、40年前にサクヤの「心」を訪れたのは誰?

絶望病

ここまでに得た知識からの予想。
絶望病とは、高濃度のトラパーによりゾーンに入ってしまい、心が壊れたor表層意識をトラパーに占拠された状態ではないだろうか?
病になった人の共通症状「魂魄ドライブを観続ける」というのは、人がトラパーの様に情報をスキャニングし、CDというインターフェイスを通じて、大地に情報を送っているのでは?

*1:魂魄ドライブ