ノエイン もうひとりの君へ 第15話

父親はハルカが見ていたモノが「幽霊」なんかじゃなく、並行世界のモノと気付いているのか・・・?
どうやら、マジックサークルプロジェクトが危険なものと分かっているが、篠原にハルカを盾に脅されてる様子。
まあ、ハルカに竜騎兵なんて最強の護衛が居るなんて知らないだろうしな・・・

時間も空間もあやふやで、何一つ確固たるモノはない。――自分の存在でさえ。
それを知ってしまったから、ラクリマの人々は「自分の存在」を定義出来なくなったのかもしれない。
・・・人が真実を知るには早すぎたのかもしれない。誰もが「私は此処に居る」と断言出来れば良かったのに・・・
カラスとトビに接触する内田&郡山。
カラスは「自分達の存在」を理解出来ないだろうと思い込んでいたが・・・内田涼子がその手の知識を持っていることが分かり、説明を始める。
これで正式(表の世界)にカラス達の存在が認識されたわけか。

ウロボロスの環」は確定されない存在。量子力学で言うところの「重ね合わせ」の状態らしい。
・・・なんで「可能性」のモノが見えてるんだ!?

前回、この時空にやって来た「何か」からアトリを見つめる「目」。
中に人が乗っている!?
シャングリラ時空界の人間なんだろうけど・・・ノエイン以外に人間が居たのか。

ノエインに襲われるカラスとハルカ。
ノエイン「全てを認識する者」とのことだが・・・それって神じゃないのか!?
無限の可能性は、無限の不幸と呼ぶノエイン
だから宇宙を一つに――シャングリラ時空界に統合しようとしている。
そして、シャングリラとラクリマノエインが統合していった結果、最後に残った世界。
――平和・無であるシャングリラと、混沌・生であるラクリマか。
だがノエインには「世界を確定する」ことは出来ない! ・・・全てを認識するのだから当たり前か。
それでハルカが必要になったわけか・・・って ハルカ=ラーゼフォン=神 じゃん!!
そう考えるとノエイン有馬広大ってところか(笑)

――それにしても、何故ユウはハルカの危機に気付いたんだ?
カラスと感覚を共有しているのか? ・・・それとも「危機に陥る事象」を識っていたのか?