ノエイン もうひとりの君へ 第13話

カラス達「竜騎兵」はレイズの集合体なのか。
前に内田涼子が言っていた「躰を量子に変換すれば並行世界に行ける」という理論の実証という事か。
全ての物質の最小単位。素粒子よりも小さい物質「レイズ」。
――例えるなら、超ひも理論「ひも」自体ということだろうか?

生きていたアトリ。
だが体はボロボロで、ほとんどの記憶も失っていた。そして――ミホの事を「サラ」と呼び、自分の妹と間違える。
たぶんアトリが狂ってしまったのは・・・サラと関係があるのだろう。
現に記憶を失ったアトリは穏やかな性格で・・・むしろ善人と言える人物だ。
つーか、泣けるぐらい格好良い・・・!
スピン兵器の存在も忘れ、自分が「人間」でない事も忘れてしまった。
それでもスピン兵器を展開したコサギ―――化け物―――に立ち向かっていくアトリ!
お前格好良いよ!
ただなぁ・・・妹の死、それによる狂気。そしてCVが鈴村健一
・・・死種のシン・アスカとかぶっちゃうんだよ!
でもアトリの方が遥かに良い「キャラクター」だよな。
まぁ、そもそも死種とノエインを比較するのも馬鹿らしいけど!

レイズが貯まっている場所、量子ポテンシャルの極点、というモノが存在する様だが――全ての空間に平均的に在るわけじゃないのか。
何処にでも在るモノだが、密度はバラバラ・・・「ディラックの海」って感じか?

誰の想いに反応したのか・・・あるいは、ただスピン兵器を使った影響なのか、出現するウロボロスの環」
莫大な量のレイズを放出しているが――ウロボロスもレイズの集合体なのか? それともレイズはウロボロスが生み出しているのか? 超ひも理論と関係するのなら、その「ひも」こそがウロボロスとか・・・?

多世界解釈を知っている故に、無限の可能性を信じているトビ。
それは全ての人に当てはまるだろう・・・「竜のトルク」という例外以外は。
「竜のトルク」にも「無限の可能性」は適用されるのか? 「竜のトルク」であるハルカから見て、世界は無限に広がっているのだろうか・・・