交響詩篇エウレカセブン 第26話

レントンより月光号を優先するホランド
その方が正しいと思うけど・・・時には理屈よりも、馬鹿げた事の方が重要な時が在るのかもしれない。約束だったり、信念だったり。
―――で、実際にはどうだったんだろう?
月光号の戦闘力なら、中央突破できたかもしれないし、宇宙に逃げるという手もあるんじゃないの?(まぁたぶん、宇宙に逃げる方法は今回使えなかったんだろうな。トラパー濃度とか関係するみたいだし)
どうも、敵にビームズ夫妻が居ると知ったホランドの様子がおかしいな。
普通に強敵だと思っているのか、会いたくない人物がやって来たと思っているのか・・・
ホランドが手に取ってたレントンのジャージを取り返すエウレカ
シチュエーション的には「好きな男の子の写真を、父親に見られた」って感じだった(笑)
ずっとホランドの事を信じ、頼ってきたエウレカ
しかしレントンより月光号を優先した―――レントンより、エウレカを優先した―――ホランドを見限って、レントンを1人で捜しに行ってしまう
って、飛び出す時のシチュエーションが、レントンと全く同じだよ! 爺ちゃんが居るところさえも!
でも月光号を出る理由が、レントンの時は逃げる為、エウレカは追う為と対極だな。
エウレカとすれ違いでレントンが帰還!
何だ!? その狙った様な登場のタイミングは!
しっかし、あんな高度で平然と飛ぶエウレカも凄いが、CD無しのリフボードでそれをやるレントンはもっとすごいな。
帰還したレントンを拒否するホランド
まぁ「組織の長」としては当たり前だけど・・・来る者は拒まずっていうのが月光号じゃなかったっけ?
私情入りまくりだな〜 自分もレントンを捜しに行ってたくせに(笑)
「月光号のメンバーに・・・今さら戻して貰おうなんて思ってない。そんな都合の良い事なんて考えてもいない」
そう言うレントンの顔は覚悟を決めた者の顔だった。
もうレントンに漠然とした月光号への憧れ―――自分の『世界』を変えてくれる、「自分以外」の何かを求める心―――は無い。
在るのは「エウレカに会いたい。話したい」という単純で強い想いだけ。
月光号に入るエウレカからの無線。
ニルヴァーシュの元へと駆けるレントン。そこで見たのは、無様な・・・だけど行動しようとするニルヴァーシュエウレカの姿だった。
レイ&チャールズの攻撃を受けるエウレカ
以前のエウレカなら、無線を落としても気にしなかったと思う。そんな事―――月光号に危機を報せる事よりも、自分の生存を優先させていただろうな。
人間らしくなったけど、だからこそ弱くなってしまったんだろうな・・・
空から落ちるエウレカ! それを追うチャールズ!
あと少しで「スピアヘッド」の手が届こうとする、その時!
現れたのは、やっぱりレントン!!
コックピットで抱き合う二人。
良いラブシーンだけど、戦場で何イチャイチャしてるんだか。
そして、そんなイチャついてる二人に追いつけないチャールズ。どうやらニルヴァーシュの速度は想定速度を遙かに超えているらしい。道理でレントンが間に合うはずだ。
敵を殺さない様に、武装だけ攻撃するレントン
・・・もう、他人の人生を断ったり、周りの人を悲しませたくないのだろう。
そんなレントンを見て「甘い」と言うチャールズ。確かに甘いけど・・・レントンは「戦争」をしているわけじゃないしな。必要の無い「人殺し」はしなくても良いんだよ。
―――もっとも、こんな事をいつまで出来るかは分からないけどな。
覚醒するニルヴァーシュ!!
セブンスウェル発生か!? ・・・と思ったら、溢れる光は『朱』ではなく『虹色』だった。
光に触れ、次々とリフレクション・フィルムが剥がれていくKLFと戦艦達。―――なんかVガンダムの「光の翼(ピンク)」みたいだ。こっちの方が強力だけど。
どうやらホランドはこの現象を知っていた様だけど・・・。しかもセブンスウェルよりも、遙かに重要そう。
フィルムが剥がれた後に見える『骨』みたいな物は、コミックで言う「アーキタイプ」か?
変わった事、色んな人に会った事を話し合うレントンエウレカ
・・・というかエウレカが恥ずかしがったりして、まんま「恋する少女」って感じなんですけど。なんかすごい変わったなぁ。
・・・やっぱりホランドは「ヒーロー」になりたかったのかな。
「自分の役割が分かった」と自嘲していたが・・・なんかやばそうな感じだぞ。
レントンを導く存在となるのか。それともレントンに嫉妬して・・・
お腹をさすっているレイを見て、ふと思った。
もしかして子供が産めない体なんじゃ・・・
最後、銃を構えるチャールズ姿が。撤退したんじゃなかったのか!?
まだ一波乱ありそうだな。

参考リンク

碧郎 の HP