ノエイン もうひとりの君へ 第1話

なんで絵がこんなクレヨンしんちゃんみたいな絵なの?!
いや、まだ絵が子供向けなのはいいとしよう。ファンタジックチルドレンだってそうだったし。
でもさ、描写表現までクレヨンしんちゃんなのはどうよ?
正直、藤原イサミが震えている「絵」は萎えた
ラクリマ時空界での戦闘シーンはゲッターロボの様に濃かったのに・・・
絶対に絵で損してるよな。
たぶん内容が濃いから、「子供」にも見てもらおうと低年齢向けにしてあるんだろうけどさ・・・子供は見ないから安心しろ!
もしくは、見る奴はこういう絵じゃなくても大丈夫な奴だからさ。な?

本編

やべっ ツボにはまった!!
ファンタジックチルドレン並に面白そうだ。今年ははエウレカといいノエインといい、豊作だな。ローゼンメイデンも始まるし。
とりあえず後藤ユウの家には、阿久津先生*1か桜木先生*2が行く必要があると思うぞ。
ユウは「おかしくなってると思う」と言っているが・・・自分が「狂ってるかもしれない」と思う時点で、少し狂っているから気を付けろ(T_T)
それと、カッターで自分の爪を切ってたけど、それって自傷行為の一歩手前だろ・・・?
美有樹(母親)は「子供の為」とか思ってるんだろうな。そして自分が間違っているとは微塵も思っていないな。
どんなに説得しても、分かり合えない人は居る。
後藤ユウにとって「それ」は、母親の美有樹だった。
そしてユウは、自分が何も出来ない「子供」だと、嫌というほどに理解している。
何も出来ない自分。帰る事の出来ない環境。解決してくれるのは時間だけ・・・どんなに早くても3年は必要な時間だけ。
・・・このままだと、完全にユウは狂う―――病気になるな。精神病か神経症かは分からないけど。
応急処置として施設に保護して貰った方がいいんじゃないのか? ・・・もっとも、保護してくれるか分からないけど。なんせ「目に見える虐待」があるわけじゃないし・・・
上乃木ハルカは、ユウと「家出しよう」と約束していた事を忘れてしまっていた。
上乃木ハルカにとっては、その時の一時的な感情から出た言葉で、大した意味も無かったからだ。
だが後藤ユウにとっては・・・例え一時的にしろ、解放されたいという望みにも近い約束だった・・・
今のところ、ユウの理解者0人(T_T) ユウが危険な状態であると分かってる奴も0人 orz
上乃木ハルカは少し感づいてる様だけど・・・ユウより自分の方が危険になりそうだからなぁ・・・
家出の「約束」について話しているユウとハルカ。
その時、空が赤く染まり、青い雪が降り―――ハルカ以外の時間が止まる。そしてハルカの首に現れる、竜(ウロボロス)を模した首輪。
現れる黒い服の男。ハルカの首輪を見て「竜のトルク」と呼び、それを奪おうとするが・・・突如男は苦しみだし、空へと吸い込まれる様に消えていく。
「青い雪」は何だ? 形は雪―――球状ではなく長方形、チップの様だったが・・・。
「勘」で言わせて貰うと、「情報」が入ったコンピューターのチップ・ナノマシン、もしくは「情報」そのものという感じがする。
夏休みが始まって、最近肝試しをやる事に。
最初、行くのを断ったユウの事を誘いに来る藤原イサミ。結構良い奴だな。
肝試しの為に墓地に来る5人。そこでハルカは、再び「青い雪」を見かける。
皆も青い雪を探すが、そこでユウの母親が車に乗ってやって来てしまう。
塾に連れ戻されてしまうユウ。
4人は気を取り直し、肝試しを再開する。
そして墓地の奥で見てしまう。・・・体の半分が「崩壊」した黒い服の男を。
男は苦しみながら、地面を這ってくるが―――青いケーブルが抜けた途端に分解され消えてしまう。
幽霊を見たと、恐怖のあまり逃げ出す3人。ハルカも逃げるが、何故か「黒い服の男」が幽霊ではないと分かっていた。
墓地を抜け、公道に出るが―――そこに別の「黒い服の男」が現れる。
その男は、先日ハルカの前に現れた男だった。
危険を感じて逃げ出す4人。しかしハルカは、男が自分を狙っている事に気付き、途中一人で違う道に入る。
その頃車中のユウは母親の小言を聞かされていた。
「あんな子達と付き合わせない方が良い」
美有樹の友達を侮辱する発言に、ユウは限界を迎える。
「僕はおかしくなっている」
そして母親に車を止めるよう「命令」するユウ。
違う墓地に辿り着くハルカ。そして目の前に現れる男。
懐中電灯を投げつけるが、男の躰をすり抜けてしまう。・・・男は実体を持っていなかった。
男の体をすり抜けていく鴉達。男はゆっくりと地面―――青く光る「何か」に降り立つ
男の顔を見てハルカは言う。「・・・私、知ってるよ。あなたのことを知ってるよ」
そこへユウが走ってやってくる。
事態を見て、3人から話を聞いていたユウは、カッターを取り出しハルカを庇う様に前に立つ。
その2人を見て男は呟く。「・・・そうなのか・・・この時空はっ」
笑い出す男。「お前にその少女を救う事は出来やしない」ユウにそう宣告する。
そしてユウの問い掛けに答える。「俺はお前だ」
男達に付いている、青いケーブルは「自分達の世界」と自分を繋げる物か?
切れると帰れないどころか、自分の存在を維持出来ないのだろう。