sola #9

蒼乃メチャ強いね!
紙も生成出来るから弾切れもないし、正確には「紙と性質が似た『何か』」みたいだし。*1
と思ったら、茉莉はそれ以上なのね。
一瞬でコンクリートを崩せるなら、人間なんてあっという間なんだろうな。
殺さなくても、足場を崩され続けたらまともに戦えないし。

ついに辻堂剛史と神河繭子の過去が発覚。
小学生の頃、二人は友達だった。・・・やがては、恋人同士になっていただろう関係だった。
しかし神河家に強盗が入り、家族全員殺されてしまった。
第一発見者は・・・おそらく剛史。*2

だが、死んでしまった繭子は「夜禍」として蘇った。
その事を単純に喜んだ剛史だったが・・・繭子は違った。
日の下には出られない躯。失った日常。――「化物」になってしまった自分。
繭子は元の「世界」に戻ることを望んでいた。・・・たとえ死んでしまっても。
「繭子を人間に戻す」。その約束を胸に、共に旅立った二人。
幼い子供二人だけで生きてきた日々は、どれだけ苦しいものだったか。
「夜禍」について調べ、それと戦う方法・技術を学ぶのはどれほど大変だったか。
――そして、愛した人を残して自分だけ「大人」になっていくのは、どれほどの苦しみだろうか・・・*3

約束を守る為に生きてきた辻堂。
・・・だけど繭子の「大切なモノ」は違っていた。
剛史が誓った約束は2つ
――「繭子を人間に戻す」。そして「それまでずっと傍に居る」
繭子の願いは、もう叶っていて・・・そしてこれからも続いていく。
繭子は人間に戻ることなんて望んでいなかった。
ただ剛史と――好きな人と一緒に居たかっただけなんだ。

なお、繭子が「夜禍」になったことを教えてくれた女性がいたらしい。
その女性が「夜禍」として蘇らせたのか、自然発生したのかは不明。
・・・その女性は茉莉じゃないのかなぁ?

しかし、恋人じゃなくて妹だったらまだ良かったのに・・・
繭子はそれで良くても、辻堂にとってはやっぱり苦しいことだよな。
とりあえず辻堂も「夜禍」になれば、まだ間に合うのかな〜

*1:蒼乃の力が紙を覆ってるのかもしれないけど

*2:以前剛史が見た死体は、この時の繭子だった模様

*3:ラーゼフォンの遙と同じだね・・・