ヒロイック・エイジ 第2話

今回からOPがつきました。まぁ予想通りangelaでした。

ちょっと気になったんだけど・・・ディアネイラって100%人間なのかなぁ。
どうやら男性が近づいてはいけないのも、「神聖」だからとかの形式上の問題ではない様子
本人も男性が苦手な様だが、近づいた男性自身も意識を失ってしまうらしい
強力すぎる精神感応=テレパスが原因か?

「お母さん」を破壊され、慟哭するエイジ。
エイジの環境ならAIを母と呼ぶのも分かる――と思っていたけど、もっとちゃんとした理由が在りました
コンピューターが只のノイマン型から量子コンピューター並の性能に改造された事により、AIもエトス*1並にパワーアップして、おそらく「ビー・ノ・ビー」レベルの知能を持っていたのだろう。
つまり、昔はエイジと普通に会話をする、まさに「お母さん」と言うべき存在だった。
しかし、その機能はエイジが少年になったら失われてしまったらしい。
・・・たぶん旅立ちやすくしたんだろうけど、ちょっと酷くない?
エイジとは「言語ゲーム*2が成り立たない模様。
真理を極めちゃった『黄金の種族』には「数」とかの「概念」が必要なかったんだろうな。
そんな存在とAIに育てられたエイジにも、様々な「概念」が無いのか。
人類がエイジと理解し合うという事は、人類が「別の存在」*3と分かり合えるかという問題に直結していると思われる。

惑星オロンは未知のテクノロジーによって崩壊を防がれていた。
『星の道(スターウェー)』が存在しない宙域に存在する惑星。
それはオロンには引力が存在しないという事を意味する。
あんなに質量が大きいモノなのに何で!? そもそも何故その状態で大気が存在できるの?
どうやら『銀の種族』から守る為に『黄金の種族』がスターウェーを断ち封印したそうだが・・・そんな事が出来る奴らは「神」と呼んでもいいと思う
ちなみに惑星オロンは昔はちゃんとした惑星だったが、『銀の種族』との戦闘でエイジ=ノドス・ベルクロスが破壊してしまい、現在の様な姿になってしまった、だそうです。
そして本来は崩壊するはずだったオロンは、エイジの力でそれを免れた模様。
・・・なんかエイジが去ると、滅びるとか書いてあるんですけど!

前回でも「エイジは本当に人間か?」と思ったけど、あんなの序の口だったのね
スキャンを阻害しているのは『黄金の種族』の力だろうけど、戦闘用宇宙船の装甲を素手で破壊したり、重力震を感知したり(?)、宇宙空間=真空で平然としてたり・・・コイツ根本的におかしいよ!!

ああ、「契約」って『黄金の種族』と人間で交わされたものじゃなく、エイジ=主と『鉄の種族』の間に交わされたものだったのか。
というわけで「契約」の内容を簡潔にメモ。

  1. 契約した者を王とする。
  2. 王に仕え、決して自らが王とはならない。
  3. 地球を人類の手に戻す。
  4. 生き残った『英雄の種族』全てを打倒する。
  5. 『青銅の種族』の母星を征服する。
  6. 『銀の種族』の母星を征服する。
  7. 『黄金の種族』の「未来を知る力」を人類にもたらす。
  8. 『黄金の種族』の星々を創る力を人類にもたらす。
  9. 人類を宇宙の覇者とする。
  10. 契約者(人類)を守る。
  11. 契約を完遂するまで決して逃げたり死んではいけない。
  12. 完遂した場合、以上の契約に反しない限り人類はエイジの望みを叶える。

なんでこんな契約したんだろ?
『鉄の種族』を宇宙の覇者とする必要でもあるのか? そしてこの契約は『銀の種族』が反乱を起こしたから作られたのか?
・・・『黄金の種族』は未来を知る事が出来たそうだけど、反乱が起きる事ももちろん知ってたんだよね?
未来を知る事は出来ても、変える事は出来ないのか?

『英雄の種族』という「最強の兵器」を手に入れた人類。
純粋に人類が救われると喜んでる人間もいるけど――実際は様々な思惑が絡んでいそう
ビード*4の様に「神と戦っても勝てるッ!」と増長する人種も居るだろうし、それを権力争いに利用する人間も当然出てくるだろう。
逆に恐れをなしてエイジに「敵対」する人も出てくるだろう。
・・・『鉄の種族』は宇宙の覇者となれるのか? そして成った後、人類はちゃんと在り続ける事が出来るのか?

公式HPの用語解説を見ながら書いてるから、もしかすると3話以降で分かる事実も書いちゃってるかも(^^;)

*1:擬似人格を形成するニューラルマトリクスネットワーク、とのこと

*2:ウィトゲンシュタイン

*3:異星人・異次元人、あるいは『青銅の種族』『銀の種族』・・・

*4:アルゴノート艦長