エル・カザド 第1話

ひ、久川綾が「エントロピーの減少」とか言うなッ!
狙ってるでしょ? 分かっててやってるでしょ?
ラーゼフォンのCMも流れたし間違いないよね?

冒頭で説明された『マクスウェルの悪魔』。これは実在する理論でした。
作中でも言われてる通り、現代科学では否定されてるけど・・・生命システムなら実働可能、というか使われているそうです

記憶を消去するときにエントロピーが増大するということは、記憶を行なうこと(状態の間に相関をもつこと)のできる存在ならば、記憶の消去というツケを支払うまでの間は、短期間なら実際にマクスウェルの悪魔を働かせることができる可能性を示唆している。

――ウィキペディアより引用

え〜、ここで言われている「悪魔」とは、ラプラスの悪魔』と同じくと置き換えてもいいでしょう。
・・・ゼフォンシステムでエリスも神になったりして(笑)

エリスって「抽象的自我」が無い(正確には薄い?)んじゃないだろうか?
「抽象的自我」により、人間は「世界」を確定させる。その分のエネルギー*1を『マクスウェルの悪魔』にまわしているのでは?

エリスが『DEAD OR ALIVE』なのは、ダグラスが「彼女は殺せない」と分かっているかららしい。
自分の身体も操作出来るから、なかなか死なないだろうけど――脳をやられたらさすがに死ぬんじゃないの?
あと『プロジェクト・リヴァイアサン』というのは、「リヴァイアサンが人に取り憑くことが出来て、特に女性を狙う」ってところからきてるのか?

久川綾と(もはや説明不要の)『ラーゼフォン』のCM。
多世界解釈における選択と可能性の消失の『シムーン』で歌っていたsavage genius
MADLAX』で物質と世界、観測者の問題を扱ったBee Train。
期待して良いんだよね!?
ビートレインはAvengerっていう地雷もあるからなぁ・・・

*1:波動関数の収縮による、エントロピーの減少