コードギアス 反逆のルルーシュ stage17

前にルルーシュが「もっと自分本位な奴だった」とスザクに違和感を抱いたのは、そういう事だったのか。
こんなところにも伏線が在ったのね。
それにしても、スザクは未だにイジメにあってたのか。筆頭にニーナが居そうだ(笑)

ついにラクシャータが黒の騎士団に参戦(?)。
どうやらルルーシュは、前からラクシャータを知っていた模様。
ルルーシュは昔ニュースで見たと言うが、その頃ラクシャータが研究していたのは医療サイバネティックについて。――ナナリーの為に探してたんだろうなぁ。
しかし「昔の話しはきらい」と拒絶するラクシャータ。その研究中に何かあったんだろう。
理由は絶望か諦念か、はたまた違う理由か・・・
四聖剣を救う為、囚われの身となった藤堂鏡志朗。
そして死刑執行人は枢木スザク。
この二人、同じ道場で学んだ知り合いらしい。
・・・また知り合いを殺す事になり、明らかに精神異常をきたすスザク。
自分で選んだ道だけど―――それしか方法が無いと思ったんだろうけど―――辛い道だな。

ナナリーも『愛』ではなくとも好意を持っていて、スザクにとってもナナリーなら『生きる目的』になる(だろう)。
スザクならばナナリーと結ばれても祝福出来る。
むしろナナリーの相手は枢木スザクしかいないと思っていただろう。
藤堂を手に入れるチャンスも出来て、ナナリーの心配も無くなると思っていたのに・・・

「エリア11」が他の国より抵抗運動が強い理由は、早々に降伏したので余力が有る事と――藤堂が起こした『いつく島の奇跡』がある為
徹底的に潰された他国と違って、日本にはまだまだ「希望」がある。・・・また『いつく島の奇跡』が起きると信じられる。
希望は絶望をもたらす。ヘタな希望は絶望に包まれるより残酷だ。
ゼロは日本人に現実を受け入れされる為に藤堂にその償いをしろと言う。
方法は2つある。
一つは「奇跡」の象徴である藤堂がズタボロになり、希望を0にする方法。
――そしてゼロが望む『その希望が、奇跡を現実にする事』方法の2つが。

挿入歌で酒井ミキオが来ると、どうもスクライドを思い出すな。
特に寺田あやせが死んだ辺りを・・・
挿入歌で興奮がピークに達したのに、その後にルルーシュにとって、最大の衝撃が来るとはね・・・
分かっていたけど、予定調和だけど、見てる方にとっても強い衝撃だったよ。

ランスロットパイロットが枢木スザクだと知り、愕然とするルルーシュ
命令も下せず、冷静な判断どころか思考さえも出来ないぐらいの衝撃。
今までで最大の不幸を、ついに識ってしまったな・・・
しかしここで不幸体質のゼロに唯一の幸運が。
戦略など無く、ただスザクと戦いたくないが為に撤退を命じるゼロ。
だが、運良く上空にはブリタニアの大群が迫っていたおかげで、藤堂達には戦略的撤退と思われた。
・・・敵が来てなかったら本当にどうなっていたんだろう・・・

ユーフェミアは良くも悪くも、純粋・潔癖性・素直だね。
建前や差別は許せないんだろうな。・・・それが必要だと解っていても。
だけどスザクとの出会いで変わり始めたのかもしれない。
この場で出来る最大の『反撃』であり、ユーフェミアの本心。
――彼女の騎士にはスザクという「名誉ブリタニア人=イレブン」が選ばれた。

ルルーシュは動揺しても、エシディシ*1みたいな器用な事は出来ない性格だ。
必死に感情を押し込んで、理性を働かせて事象への対処・今後の対策を考える。
そんなルルーシュが嗤っていた。
狂った様に、自虐的に、残酷な現実に対して只嗤っていた・・・

少しづつシャーリーに異変が。
ギアスのせいか、ルルーシュの顔が描けない様子。
う〜ん、導火線がどんどん短くなってるな。