コードギアス 反逆のルルーシュ stage15

シャーリーの記憶を奪った歪みが、さっそく出てきてるな。
その場限りの嘘で誤魔化してるけど・・・すでに「崩壊」の兆しが。

マオの能力は最大射程半径500m
その気になれば深層意識まで読めるという。
何よりも重要なのが、ルルーシュの様な制約条件は全く無いが、『ギアス』をOFFに出来ないとの事。
そして『ギアス』は成長する能力で・・・ルルーシュの『ギアス』も強くなっていくらしい。
つまり、いつかはルルーシュも「一度きり」とか「目を見る」という制限が無くなって、本当の孤独が訪れる可能性が在るという事か・・・

ん〜、シャーリーの件はよほど辛かったんだろうね。
いつものルルーシュならC.C.の異変に気付いただろうし、『ギアス』を使うなんて無意味な事しないだろう。
結構「他人」に対して冷徹なルルーシュだけど、その代わりに友人や家族に対してはすごく熱いんだろうな。(むしろ冷酷なのはその反動か?)
マオに対しても、他の何よりシャーリーを巻き込んだ事を怒ってるし(ほっといても、いずれ巻き込んでいただろうけど)
その苛立ちをC.C.にぶつけてるけど、そのC.C.もすでに「大切な人」なんだろうなぁ。
マオにとってC.C.は「世界」そのもの。
取り戻す為なら何を犠牲にしても構わない。
だけどマオの抱く感情は「愛」じゃない!
C.C.の気持ちを考えないのは序の口で――それどころか人として見てるかも怪しいな。
普通、死なない事が分かってても、切断してトランクに詰めようなんてしないしッ!

木を隠すなら森に。思考を隠すなら思考の渦に。
おそらくコーネリアの軍隊みたいに完全に統率された相手なら、作戦を「読める」マオが圧勝出来たんだろうけど・・・群衆に近い警察から「読む」のは雑念が多くて難しいだろうね。
もう一つのマオの弱点。
ロボットには『ギアス』が通じず、「読む」ことに馴れすぎたマオは本人の思考能力が低い!
ロボット――状況に合わせて命令を実行するだけの物。
そしてルルーシュには『人間ロボット』を創る能力が在る!!
というわけでロボット&雑兵の合わせ技でルルーシュの勝利。
作戦を立てる時に足らなかった要素って、マオを「狩り場」に誘導する事かな?

マオが『ギアス』を手に入れたのは6才の時。
C.C.だって、無知な子供に「契約」が果たせるとは思ってなかっただろうし、そもそも「契約」の意味を理解する事さえ出来なかっただろう。
・・・ここからは只の想像。
契約――ギアス能力を与える事。それはルルーシュの様に人を蘇生させるという二次的な効果も併せ持つ
おそらくC.C.はマオを助ける為に『ギアス』を与えたのだろう。
その事がマオにとって良かったのか悪かったのか・・・もう誰にも分からないけど・・・

おやおや、ヴィレッタは記憶喪失ですか。
ちょっとご都合主義な感じがする。
でも新OPで示唆されてたしね〜*1

着々とスザクの心理分析が進んでいます。
どうやら一種のファザー・コンプレックスを抱いているようですが・・・
父親が自害した事に関係有りそう。

*1:ヴィレッタの髪がほどけるシーン