ゼーガペイン #20

やっぱり舞浜サーバーは月に在ったのか。
第1話で十凍京が「死んだ」のは、まさにサーバーを移動させてた時か?
以前は月面に敵の本拠地が在ったが、今は地球まで攻めてきた為、月面は半分放置状態らしい。
そんなわけで月は現在、施設が揃ったままなのにガルズオルムの防衛力は落ちているという良い感じの状態。
・・・とは言っても、バレたらヤバイのは変わりないよな。

――本当にアルティールにいる守凪了子と、舞浜にいる守凪了子は「連続」しているの?
記憶を―――記録を―――共有しているだけじゃないのか?
本当は「分裂」してるんじゃないのか?
二人が「同一人物」であると証明する事は、絶対に出来ない。
現実世界において、昨日会った知人Aと、今日会った知人Aが本当に「同じ」か証明できない様に。(ノエインでも同じ様な事を書いた気がする・・・)
ところで、どうして了子はウェットダメージを受けたのかね〜
アルティールに戻った瞬間、恥ずかしくなったとかなら分かるけど、受けたのは羞恥じゃなくウェットダメージでしょ?
「私」を構成するパーツに損害を受けた――軽い自己崩壊が起きたってのは、穏やかじゃないな・・・

「世界」を守る理由=戦う理由。
そこに「今の世界を保つ」という意識は、十凍京でさえ無い。
世界――日常には何の意味もなく、必然性もない。
ループする世界・・・永遠の世界。
永遠なら失うモノなど何もない。
失う可能性がなければ・・・「かけがえのないモノ」も無い。*1


紫雫乃とシマ(司令)には幻体前のデータ=人間の時のデータが無い。
つまり、二人が人間であった保証は無い。
「人間」のデータを集め、創り出された存在か・・・「他」から入ってきた「データ」なのか。

「三崎紫雫乃」という名前は、以前の京が名付けたもの。*2
紫雫乃にとって十凍京は、「私」を確定してくれた人。「私」を観てくれた人。「私」を「私」たらしめた人。
こりゃ、生半可な事じゃ「好き」という気持ちは無くならないな。
ところで紫雫乃の元の名「yehl」は「幻体」を表すそうな。
やっぱり前述が当ってるのかな?

シマ司令にもドライダメージが!?
こりゃ長くないな・・・
次回の戦闘は大掛かりっぽいし。

*1:分かってると思うけど、詳しく知りたいのならONE参照

*2:欠落した記憶にある、大切な名前らしいが・・・いつかその人物は出てくるのか?