舞-乙HiME 第11話

ミドリの言葉に「耳が痛い」ということは・・・身に覚えがある様だな。
科学技術を隠匿しているのは「過ぎた力は己を滅ぼす」という理念からの様だが・・・思い上がりでなければいいな。
って、あれ? 初めからナツキもGEM持ってたっけ?
GEM持ちということは、ナツキも乙HiMEなんだろうけど・・・マスターは誰だ? シズルさんか?
マシロ為政者として駄目駄目な様子。
今回の「市政見物」で己の愚行を知るのか・・・?
3人が同じ誕生日だと知るニナ。
同じ誕生日。セルゲイの態度。蒼天の青玉。・・・ニナは、アリカが「セルゲイの憧れの人」の娘と気が付いた様子。
そして、薄々感じていた「自分の誕生日」が、「他人の誕生日」であるというコンプレックスに火が点いてしまう。
自分は偶然で、アリカは特別なのかと疑心暗鬼に陥るニナ。
・・・なんか、詩帆と舞衣みたいだな。今度はアリカとニナで、セルゲイを取り合うのか!?
駅に向かう途中で貧民街の子供を見かける二人。
他人を妬み、世界を憎む眼・・・その眼は以前のニナと同じものだった。
自分と少女を重ねて、声を掛けるニナだが――その少女にセルゲイから貰ったプレゼントを盗まれてしまう!
・・・子供からすればニナの過去など知らず、「金持ちの娘が『同情』した」ぐらいにしか思わなかったのだろう。
それに・・・駅員の所に連れて行かれても何も変わらない・・・お腹は膨れない・・・
その少女には、ニナが何も知らない・・・飢餓の苦しみも、お金の重要さも知らない人間に見え、上からものを言っている様に見えたのだろう。
――だけどニナは知っている。飢餓の苦しみも、寒空の下寝る厳しさも、お金が本当に大切なものだということも。
だけど、それら全てをなげうってでも返して欲しかった。・・・他の全てを失っても、セルゲイの時計を取り返したかった。
それほど重要な物だったのに・・・
ミコトが鴉と戦ってたのって前世絡みじゃないよね?(笑)
ニナの誕生日9月7日は、ニナとセルゲイが初めて出会った日だった。――「他人の誕生日」なんかじゃなく、「自分の誕生日」・・・自分にとって「本当に」特別な日だったのだ。
でも9月7日生まれじゃない可能性が高いから、ニナは「姫=Hime?」候補から抜けたな。
ところで、今調べた所9/7は日暮あかねの誕生日だったのか。・・・でもアカネは違うだろうしなぁ。
日暮あかねみたいな運命を辿るという事か?(笑)
巧海については次回で。