舞-乙HiME 第10話

どうやら前回出てきた軍事施設は遺跡で、ナギがジョン・スミスと会っていたのは、この情報を得る為だった様子。
また、アスワドとシュバルツは同じ存在ではなく、むしろ敵対関係らしい。
アリカが行方不明になったことで、踏破試験は中止になってしまう。
その事を聞き、ほくそ笑むトモエ。・・・お前って奴は・・・
しかも、救助されたエルスティンは、ナノマシン活性化剤を投与したら治ったという。
――トモエの野郎、活性化剤にまで小細工してたかっ!
トモエは妨害と言うより、殺る気まんまんだな。しかも周りを巻き込んでも気にしない。
トモエの「しもべ」故に、裏の事情を知っているミーヤ・クロシェットは、さすがにトモエの行動に顔を顰める。
・・・これはアリカとニナに事情を話す日は近いな・・・
高次物質化!?
どうやらスレイブの顕現も、ローブの実体化も、高次元物質らしい。
・・・それって、HiMEの能力じゃん!
これはどう関係してくるのか・・・
捜索していたセルゲイも行方不明になった事を知らされるニナ。
そして、セルゲイが行方不明になった方向で、ローブ以外の高次物質化反応・・・スレイブの反応が有った事を聞き、いつもは冷静なニナが、思わず向かおうとする。
そんなニナに平手打ちをし、落ち着かせるシズル
これは・・・「トモエがニナに殺される」フラグが、順調に立ってる気がするな。
傷を負ったものの、何とか海岸まで辿り着くセルゲイ。
熱を出し、涙を流しながら、うわ言を口にするアリカ。
・・・アリカの言葉から察するに、アリカを拾ってくれたお婆ちゃんは、もう死んでしまったらしい。
アリカが母親を捜しているのは、天涯孤独になってしまったからだろう・・・。
遺跡と、その入り口をサイボーグが見張っているのを見つけるアカネとチエ。
近くの海岸からはボートの残骸と、アリカの所持品が見つかり、何らかの関係があると推測される。
遺跡についてユキノに訊くナギ。・・・白々しい奴だな。
ユキノ達は、遺跡から何も発見できなかった様だが・・・。
ニナは自分で行こうとするが、自国の問題として、ハルカは自分達で解決しようとする。
だがユキノは、首を立てに振らない。
国交問題の為、何も言わない――言えないナツキ。
そしてユキノは、3人の審議会メンバーが認めれば、ガルデローベも手が出せる事を告げる。
3人――それはユキノとマシロ、そしてナギ。
ニナの真剣な眼差しに、さすがのナギも苦笑しつつ承認するのだった。
ジョン・スミスの策略により、再びアスワドの民と相見えるセルゲイとアリカ。
しかし、ギリギリのところでハルカ、シズル、そしてニナが助けに入るが・・・アリカがセルゲイと親しくなっている事に気付いた様子。
アリカはニナの「ライバル」足りうるのか!? そもそもセルゲイはアリカの好みなのか!?
ガルデローベを「世界を歪める元凶」と言うアスワドの首領。
その言葉の意味は一体・・・
他のサイボーグ達にジョン・スミスを追わせ、シズル達を一手に受けるアスワドの首領――碧!
どうやらミドリは、ナノマシンをローブに使うのではなく、身体増強に使っている模様。
あと、どうでもいいけど、武器がハルバードから二刀流になってるのね。
そして、ナノマシンによる増強だけでなく、スレイブを喚ぶミドリ。
――って愕天王かよっ!
シズルと対等に渡り合うのを見ると、そうとうミドリは強いらしいな。
ナノマシンの稼働時間が過ぎてしまった為、愕天王に乗って飛び去るミドリ。
――その姿を見て、ミドリとすぐに気付くヨウコ・ヘレネ
「今回」も知り合いなのか・・・。
本営に戻り、一人写真を見つめるヨウコ。
そこには幼いミドリとヨウコ、・・・そして神崎黎人の姿がっ!
過去に何があった? アスワドの民の狙いとは!?
「あの女達が、またコソコソ動き出そうとしてる」
そう言って本国に帰る事にするナギ。女達とは、兄達の妻、及び子供達を指すみたいだが・・・そういうことか。
ナギは兄達を殺して、今の地位に立った訳か。
そして実行犯、もしくは実行犯の指揮を担ったのがセルゲイ。
「・・・理想と現実は、よく食い違う」
アリカに語ったこの言葉は、そういう事を示すのだろう・・・。

予告編

「ずるいぞっ!」ってなつきお前・・・w
静留さんも「デュランどす」ってあんた・・・。というか犬じゃん。というかバター犬じゃんっ!
碧ちゃんも「恐るべし、嬌艶の紫水晶じゃないから!