SoltyRei 第8話

速水奨は渋いな〜
・・・納得いかない事が一つ。
お前、間違いなく銃をロイに突き付けてから、仇に気付いたよな?
なんか如何にも、ロイの後ろにいた仇に向けた感じに話の流れをもっていってたけど、仇に気付いたのって、ロイに銃口を向けて、数秒経ってからロイの隣を歩いてる所を見つけてるじゃん。
・・・この部分のせいで、後が純粋には楽しめなかった。
――小さい頃、未登録市民のローズと遊んでくれた友達とその家族が居た。
しかしある日、ある男が強盗目的で家に押し入り、彼等をローズの目の前で殺し、逃亡した。
幼い――ましてや未登録市民のローズが犯人の事を警察に話しても、全く相手にはされなかった・・・
――彼女にとって法律は無きに等しいのかもしれない。
自分達を守ってくれず、援助もしてくれない法律。生きる為に全く必要の無い――むしろ邪魔でしかない規則。
だから「盗賊」という職業にも全く罪悪感が無いのだろう。
・・・今回の話のおかげで、ローズ達が「盗賊」であることに、腹は立たなくなったな。好きにはなれないけど。
だって、過去とか周りとか関係無く、ローズって自己中じゃん。
自分一人で仇を討つ為に、家を飛び出してしまうローズ。
一方、ロイの方もローズの仲間――アンディとラリーに連絡を付け、ローズの過去を知り、仇を討ちに行ってしまった事を知る。
仇――キンバリー(CV:速水奨)を見つけ、人混みから離れた場所で戦闘をしかけるローズ。
しかしキンバリーは相当な手練れで、逆に追いつめられてしまう。
だが、トドメをさされる直前、ソルティが駆けつけローズを守る。
ソルティの「性能」の前には、キンバリーも歯が立たず、両腕をあっさりと破壊されてしまう。
倒れたキンバリーの頭部に近づくバイク。・・・ローズは頭を潰して轢き殺そうとする。
命乞いをするキンバリーだが・・・昔、ローズの親友が命乞いした時も、この男は無情にも殺していた。
ローズが「人殺し」をしようとするのを、止めようとするロイ。
――どんな理由であれ、ローズを「殺人者」にさせたくなかったのだろう。
・・・さんざん迷い、逡巡するローズだが、結局折れて殺さない事に。
倫理観とかじゃなく、キンバリーと同じ「人種」になることが嫌だったんだろう。
疲れて寝てしまったローズを家に連れ帰るロイ。
穏やかなハッピーエンドかと思いきや・・・
ラリーがあっさり殺しちゃったよ!
なんか裏があるわけじゃないよね・・・? ラリー非情だな。