舞-乙HiME 第8話

・・・もう、俺の中では妄想が爆発していて・・・深優最高!
なんかね、パラレルワールドに思えないんだよ。――つーか、「ノエイン」とかでも分かるように、「未来世界」も一種のパラレルワールドなんだよね。
つまり・・・舞-Himeから300年後とかもパラレルワールドになるんだよ。
そう考えると、もしかしてミユって「深優・グリーア」の何百年後の姿で・・・気が遠くなる程の時間を、一人で生きてきたのかと思うと・・・(T_T)
冴木忍「星の大地」のロボットと、すんごく重なるんだよね・・・

本編

誰にも知られない様に、契約の破棄方法を探すアリカだが・・・ナツキとシズルには完全にバレてるな。
だけど、契約してしまった事よりも、あのオルガンを「鳴らして」しまった事の方が重要らしい。
――各国も報を受け動き始めた様子。
どうやらミユとアリカは、昔からの知り合いらしい。
思った通り、ミユの肩にいる小動物の名前は「アリッサ」で・・・ミユにはアリカの髪が金色に光って見えているみたいで・・・その姿は「アリッサ・シアーズ」を彷彿させた。
謎の手紙を受け、一人酒場へと向かうナギ(というか、1国の王が一人で外出して大丈夫なのか?)。
その酒場で待ち受けていたのは・・・シアーズ財団のジョン・スミス!?
・・・たぶん別人。・・・たぶんね。
言動から察するに、スミスはシュバルツ側の人間らしいが・・・「シアーズ」だとすれば、納得なんだよな・・・
ミユの手によって、「蒼天の制玉」はあっさりと外される。
――しかし、GEMは外せても、契約自体は―――GEMのOSのユーザー登録は―――残ったままらしい。
手がかりが霊廟内にあるかもしれないと態度で示すミユ。・・・何故赤の他人の深優が知っている?
ナオの手を借りて霊廟の地下に入ろうとするアリカ、ニナ、エルスティン、イリーナの計5名。
しかし、ナオが手に入れられたのは地下への鍵だけで、開ける為にはもう一つ「何か」が必要らしいが・・・アリカが「開け鰯っ!」と言うとあっさり開く。
――たぶんアリカの生体情報が鍵となったんだろうな。扉に触れてたし。
霊廟の地下は図書館となっており・・・同時にデータバンクとなっていた。
データバンクを利用する為にも「何か」が必要らしいが・・・流石にこれは何か分からず、データバンクは自動終了してしまう。
そして、そのさらに奥は・・・歴代のマイスターオトメのお墓となっていた。
霊廟内でマリアと出会ってしまい、咎められる5人。
――そして、オトメの役割と、その存在について語るマリア。
・・・オトメは戦争になれば主の代わりに―――兵士の代わりに―――戦うという事。そしてそれは、学生時代の友人達と「殺し合う」ことだと・・・
オトメとは、有事の際には兵士の代わりに戦う存在で、それ故に、マスターとの繋がりは友情や親愛よりも遥かに強い――優先されるものだと。
オトメは憧れで成るモノではない。マスターの為に他の全てを捨てて戦う兵士になる事。それが「オトメになる」という事だ。
結局、霊廟への進入とアリカがGEMを壊した罰として、霊廟の外壁掃除を命じられる。
戦争の道具になると聞いて、少し不安になるアリカだが、イリーナ達の「今は、そんな時代じゃない」という言葉に納得し、安堵する。
だが、ニナの表情は逆に苦いものとなっていた・・・
どこかの国の王に呼ばれるアスワドの民――シュヴァルツ。
ラドが仕える首領も居るが・・・もしかして、首領の正体って碧ちゃんか!?
この声、このシルエット。そしてスタッフロールの「ミドリ」という名前・・・間違いない!
確かに碧は理系だったから、シュヴァルツに居てもおかしくない気がするが・・・どうなってしまうんだろうか?