ガンパレード・オーケストラ 第8話

力を付けてきた第4中隊の面々。しかし石田咲良は、まだ足りないと考えていた。
皆の疲労が強い事も、訓練に対する姿勢が昔とは全然違う事は分かっているが、まだこの程度では戦いで苦戦し・・・死んでしまうかもしれないと。
「力だけでは戦いに勝てない」
そう咲良に進言する村田彩華。
横山亜美から彩華のことを聞き出す咲良。どうやら彩華(と元中隊長?)は有名な戦いに参加していたとの事。
咲良よりも経験は遥かに上という事か。
再び、青森ツインブリッジ攻防戦が始まる。
しかし、第4中隊は近場でありながらも、未だに前線には投入されず、住民の避難誘導にあたる。
信頼されない事に不満を持つ咲良だが、命令に従い誘導に向かう。
熾烈を極める青森ツインブリッジ攻防戦。
住民の避難中でさえ幻獣が現れ、住民を守る為戦う中隊。
避難誘導が終わり、攻防戦に向かおうとするパイロット達。それを止める中隊長。
乃恵留達は「仲間を見捨てるのか!?」と言うが・・・石田咲良は「何の為に戦っているのか?」と逆に問う。
確かに仲間を助けたいとは思う。しかし、自分達が向かってしまっては、避難した住民達の安全を確保出来ない。
自分達は無力な人々を守る為に戦っている。
皆はその事を思い出す。
青森側が多大な犠牲を出しながらも、幻獣を殲滅出来そうなところまで行くも、ここで敵の増援が来てしまう。
出動命令が第4中隊にもかかり、住民の保護には代わりの者達が来るとの事。
自分達の訓練の成果を見せてやる、とやる気満々の中隊。
そして現れる多数の幻獣。昔とは違い、果敢に戦う中隊。その時、幻獣が1匹だけ別行動をとっている事が発覚。
その幻獣はガキ――昔、ツインブリッジを破壊した幻獣。
そして中隊にとっては因縁の相手だった。