クラスターエッジ 第8話

アゲートは、事故の衝撃か、超能力を使ったからか、或いは時間が経ったからか分からないが、それまでの記憶を失っていた。
――もし、超能力を使ったらとか、時間の経過で記憶を失うとしたら・・・アゲートってとんだ失敗作なんじゃ・・・
あと、記憶を失っても平然と社会にとけ込み、生活を送っていたという事は、カールスの説――人造兵が社会で生きていけないのは、記憶がないから。というのは否定されるな。
所詮「適応能力」*1があれば生きていけるという事だな。
記憶なんて・・・自我なんて無くても社会で生きていける。
その存在はまさに「哲学的ゾンビ」と言えるだろう。

*1:この場合は、社会適応プログラムとでも言うのだろうか