ノエイン もうひとりの君へ 第6話

絶対的観測者・・・やっぱりそういう内容かっ!
もう何も語る必要はあるまい。内容が分からない人は「http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/index.html」を読んで、ラーゼフォンを見ればいいじゃん。
ハルカは「ホイーラの泡」に巻き込まれて時空転移したと推測する内田涼子。
・・・「ホイーラの泡」って何? 時空間の一部が泡の様に弾けて、他の世界に巻き込まれたって事かなぁ。
ぶっちゃけ――偶発的に起きた「スナップスルー現象」だと思えば良いんだろうな。まだ涼子達は「異次元人」が来ているとは思っていない様だし・・・
竜騎兵――鳥達だけが、その存在を確定出来るとの事。だから異世界に行く事も出来るんだろう。
だけど、ラクリマ時空界の他の人はどうなの? ・・・存在が確定されていないのか?
分岐宇宙について説明されてるけど・・・ハルカが居なくなっても世界に影響は無いというのは本当か?
その時空には影響は無いだろうけど、その時空=世界を観測していて、ハルカを知っている者――後藤ユウや長谷部アイには影響がある。
そして、そもそも世界なんてのは観測者あってのモノ・・・つまり、後藤ユウ(長谷部アイ)から見た『世界』という「時空」には影響があると言える。
・・・もし、本当に時空に影響が無いとしたら、我々は「絶対的観測者」――神が見ているモノしか存在していない。無限の可能性なんて無い。
それこそ、世界は本当に某キャラの言う「誰かの見ている夢」や、「アザトースが見る泡沫なる世界」となってしまう。
なんか簡単にハルカに逃亡されたり、気付かなかったり・・・ラクリマ時空界の奴ってマヌケだな。
・・・もしくは存在が希薄なのか。

パイプラインは常にデータを転送している様子。
・・・本来はこの世界に「全く」存在しないだろうアトリやクイナは、この世界に「存在する可能性」が無いから、居られるはずはない。
それを可能にする為に、常に別時空にその存在「そのもの」のデータを送り続け、存在を維持していると思われる。
・・・トビも「この世界」で朽ちるなら本望だと思いはじめているな・・・
研究者達のリーダーらしき人物、アマミク。
「アマミク」とは称号、地位を示すものらしい。そしてアマミクの本名は「アイ・アマミク・ハセベ」・・・長谷部アイの15年後の姿だった。
ラクリマ時空界。その「ナミダノジクウ」は、自分達の15年後の世界(の一つ)だった・・・