灼眼のシャナ 第4話

悠二を気にし始めるシャナ。
アラストールが言う通り、悠二を「トーチ」―――『物』として見ているのならば、何も気にする事はないはず。
気にするという事は・・・シャナは悠二のことを「トーチ」という物ではなく、「坂井悠二」という存在として見ている事になる。
悠二の存在をきにするようになった事に、一番動揺しているのはシャナ自身。
―――他者を認識する事。それは「その他者が認識・観測する自分」も認識する事になる。
つまり、他者を認識する事は、自分という『存在』を認識する事でもある。
フレイムヘイズという『物』として生きてきたシャナは、「シャナ」という『存在』が確立されていく事に戸惑いを覚えているのだろう。
新しいフレイムヘイズ「弔詞の詠み手」マージョリー登場。
どうやら紅世の徒は善悪関係無く、全て滅ぼすつもりらしい。・・・危険思想の持ち主だな。
それに手を貸す紅世の王「蹂躙の爪牙マルコシアス」。自分の存在さえ消しかねないマージョリーに手を貸す理由は、ただ「戦いたい」だけという何とも狂った感じの奴。
・・・相性バッチリだけど、周りから見たら、すんごく嫌なペアだな。