かみちゅ! 第10話

なんか神様扱いって、新しいイジメって感じがする。
質が悪いのは、それが嫌がられてるって分かってない事か。
生徒達は、まだ仲良くする気が有るみたいだけど、先生なんかは完全に敬っちゃってるもんな。
ゆりえを完全に「神」として恐れている者。仲良くしようと思っているけど、「神様」の力を見て尻すごんでいる者・・・。やっぱり「一橋ゆりえ」を知らない人にとっては、「神」という印象の方が強いんだよなぁ。
ゆりえも、せっかく声をかけてもらった時に、牛車に乗る―――他人の目から見れば「何も無い空間を昇り、急に消えた」という行動なんかとるから、余計に引かれちゃうんだよ・・・
「一橋様」を何と呼ぶか学級会で決めたみたいだけど・・・ちゃんと「一橋さん」とか「ゆりえちゃん」とか有るじゃん! ゆりえも気付けよ! 仲良くしたがってる人がちゃんと居るって!
落ち込むゆりえに、弁天様がアドバイス
・・・そうだよな・・・神様って宗教に頼る事は勿論、「神頼み」も出来ないんだよな。何でも「(友情を含めた)自分の力」でやっていくしかないんだよな。
もしかすると、その為の神通力なのかもね。
最後は皆と打ち解けあえて良かった良かった。
・・・貧乏神って、死神と仲が良いというか、好かれてるのね。
確かに、貧乏神が来た時は、色んな店が倒産してたしな。長く続くと死人が出ててもおかしくないか・・・
なんか・・・やっぱり貧乏神可哀相・・・