極上生徒会 第19話

ちょっ 待てっ! 今回メチャメチャ重要じゃん!
とりあえず、俺の香が変な人形に汚されたー!! & 聖奈さん怖すぎるよ・・・
そうかっ! もうプッチャンの事は変な人形として納得してたけど、言われてみれば確かにそうだ。
プッチャンが『常識を越えたもの』ならば、もうひとつの『常識を越えたもの』―――神宮司との関連性は高いじゃないか!
何で気付かなかったんだろうなぁ。意図的に隠されてたのか? 神宮司の話が始まってから、プッチャンの異常性について話されなかったしな。そしてそれが当然という流れもあった。
さすが黒田洋介。伏線はちゃんとありながらも、ばれずに進めていたとは・・・
蘭堂りのの母親、ちえりも『神宮司』だったのか!
プッチャン&ランスの話によると、ちえりは奏と違って、逃げてきたらしいが・・・ ちえりも色々あったのだろう。
そして、りのも神宮司の血をひいている―――『力』を持っているらしい。しかしまだ目覚めていないと。
また、近頃めっきり影が薄くなった「ミスター・ポピット」が誰かも判明。
やはりミスター・ポピットは奏会長だった。りのを呼んだ理由は、りのの正体を隠す為・・・つまり、りのが神宮司としての力を持っている事を隠す為。
まさか、「神宮司の次期会長の下に、もう一人神宮司が居る」なんてことは想像しないだろう。言い換えるならば、王に仕える執事達の中に実は王位継承者がいるようなものだ。
それこそ『物語』の中にしか存在しない様な状況だろう。
事実、矩継琴葉も銀河久遠も全く気付いていない。それどころか、敵であるナフレスでさえも気付いていないのだから・・・
『ランス』という存在は、元は神宮司のエージェント(?)だったが、殉職した『人間』だった。
・・・結論を言うと、ランスは元は人間だったのだろう。そしてプッチャンも。
話の流れからして、神宮司の『力』で人の魂を人形に移し替えたのだろう。まさに生き人形ということか。
ということは、今まで見せた超常的な攻撃は、神宮司の力なのだろう。
これで一つ謎が解決した。
以前雷に撃たれて死にかけたプッチャンが助かったのは、奏が『力』を使ったからか・・・
任務ではなく、好奇心でランスについて調べる矩継。
ランスと奏の会話を盗み聞きしようとするが・・・突然聖奈に目隠しをされる。
振り向くと、今まで見たこともない―――みなもの時ですら見せなかったような―――真面目で冷めた目つきで「あなたは踏み込んではいけない領域にいる」と忠告する。
やはり聖奈さんは色々と知っているのだろう。そして神宮司に関する者としても、かなり上の方にいる様子。恐ろしい・・・
人形となって20年。ランスにも最後の時がやってきた。ちえりに貰った力も、もう尽きてしまうと。
『力』を使おうとする奏を止めるランス。死を受け入れたのだろう。それにきっと、ちえりがすでに死んでしまっている事も関係あるんだろうな・・・
プッチャンが泣く場面で、不覚にも涙ぐんでしまった・・・。
まさか極上生徒会で泣くとはな〜

生き人形

プッチャンは冗談めいて言っていたけど、『生き人形』は戦闘に関してはかなり有利なのではないだろうか?
意識の無い者を動かせるのは、蘭堂りのが寝ている状態でも動いている事から証明されている。ならば、もはや意識の無い兵士や・・・ヘタしたら全身麻酔をした兵士でさえも動かせるのではないだろうか?
そして『宿主』が死ぬまで行動出来る。・・・もはや戦力にならなくなった兵士を再利用出来るというわけだ。
いや、もし死体でさえも動かせるのなら、それこそ『不死身の兵士』が出来上がってしまう・・・
これが『神宮司の力』か・・・