タイドライン・ブルー 第4話

甲斐甲斐しく手伝うイスラ。
反対に全く働かないキールに腹を立てるジョゼ。
グールドは「相当甘やかされてた」と言うが・・・きっと世界観の違いなんだろうな。
あの世界の人達から見れば、キールは相当の怠け者だが、今の日本から見ればどうだろうか?
確かに、それでも怠け者の部類だが、問題になるほどではないだろう。きっとキールは、宇宙ステーションで育った為に、そういった感覚が我々に近いままなのだろう。
適応しようとしなかったキールも問題だが、適応させなかったアオイも問題だな。
グールド艦長は何を考えているんだ?
キールに『自分達の町を焼いた兵器』の整備をさせるなんて・・・。キールがあういう態度に出るのも当たり前だと思うな。
・・・というか、キールユリシーズが自分達を攻撃した『敵』だとは知らなかったんだな。
考えてみれば確かにそうだ。町の住民は何が起こったのかさっぱり分かっていなかったのだから。
だからあんなに馴れ馴れしくしていたのか・・・
人類が一つになる為に必要な物の一つはエネルギーだと言うアオイ事務総長。
どうやら昔は、宇宙で得たエネルギーをマイクロウェーブで運ぶという発電方法が確立していた様子。今から見れば机上の理論を実現するほどの文明レベルだったんだろう。
しかし今では石油に頼り、原産国はアメリカになり、その権利をキングという一人の人間(?)が握るほどになってしまった・・・
中東国の意志が無駄になってしまってるのか・・・
どうもあのキングとの遣り取りは裏がありそうだな。
アオイ事務総長なかなかのやり手と見た。子育てはダメダメだけど。
ハンマー・オブ・エデン以後の人間は、コンピューターを操れないどころか、『コンピューター』という物自体を知らないらしい。
イスラの場合は文字の読み書きも出来ないほど。一番豊かな町でこれでは、他の町はもっとひどいんだろうな・・・
現在、コンピューターを使える子供はキールティーンのみらしい。
もしかすると、大人よりも使えるのでは・・・
倒れるイスラ。どうやらかなり無理をしていたらしい。
働いていた理由も、何もしない『キールの代わり』だった様子。
まぁ普通、あれじゃあ肩身が狭いだろうな。
キールもさすがにショックを受けた様子。次回から変わるみたいだな。
宇宙ステーションに居る人は、どうやらキールティーンの父親っぽいな。
一体、何があって二人を地球に降ろし、自分は宇宙に留まっているのだろうか・・・

追加

驚きすぎて極上の見出し、書き忘れてた・・・orz