交響詩篇エウレカセブン 第14話

今回は総集編―――と思ったけど、微妙に違うな。
総集編+前回のおさらい+αってところか。
回想一人目。写真家のストナー。
・・・一番初めから飛ばしてます。これ本当に7時台のアニメ?
「観察者(観測者)」としての観点から「現象」を語るストナー。
「現象」とは、観察者が居て、初めて記憶される(存在する)モノである。との事。
つまり量子力学で言うところの「コペンハーゲン解釈」だろう。

まとめ

コーラリアンについて。
その圧倒的な存在は、我々が持ち得る語彙では表現しきれない。
ならばコーラリアンについての結論は出ている。ウィトゲンシュタイン曰く、語りえぬ事は沈黙しなければならない、だ。
陳腐な言葉で表現しても、その存在を語りえないし、間違った真実へと導く可能性もある。ならば定義しない事が一番だろう。
―――だから軍はコーラリアンについて黙っているのかもしれない。
・・・しかし、本当に沈黙したままで良いのか?
分からない事を分かろうとする。それが科学というものではないだろうか?
コーラリアン―――もしくは様々な現象、事象―――を理解簡単な方法がある。
それは自らが体験すればいいのだ。たとえ言葉に出来ない事でも、体験した時の感覚や記憶、それらを通して理解する事が出来る。
しかし、問題はその理解した事が、真実かそうでないか確認する事は出来ないという事だ。
「私」が体験した事柄を、100%相手に伝える事など出来やしないし、そもそも言葉にも出来ない事だ。
よって、「それ」を言葉にした時から「それ」は真実から離れていき、複雑な言葉にすればするほど、意味の無いカテゴライズがされ、ありふれた平凡なものに―――陳腐なものになっていく。
つまるところ、真実とは「私」の中にしか存在せず、他人とは共有出来ない。ということだ。
また、もし相手に伝えたいとしたら、「私」と同じ現象を体験させればいいわけだが・・・「私」という存在が「現象」―――「「私」に影響を与える事象」にはなれないし(世界とは主観でしか捉えられない為)、同じ現象が起こせたとしても、相手が同じ体験をするとは限らないので、やはり完全に伝える事は出来ないのだ。


どうもレントンの存在は、ドミニクにとってはイレギュラーらしい。
デューイにとってどうかは分からないけど。
それと、TV版だとドミニクは「アミタドライブ」の存在を知らない様子。デューイから聞かされてない? それとも、アドロックがデューイにさえ隠していたのか?
月光号の建造計画は、軍の上層部や賢人会でも知らなかったものらしい。
なら誰が造ってたんだ? 三賢人か? それともデューイ?
とにかく、月光号自体も何か重要なファクターっぽいな。

ray=out

只のファッション雑誌や、スポーツ誌の一種だと思っていたが、どうやら違う目的がありそう。
ray=outには、なんとコーラリアンの事も載っているらしい。この様子だと、軍の機密事項とかも載ってたんだろうな。
本当の意味での情報誌って感じだ。