創聖のアクエリオン 第13話

アポロニアスとの思い出を語る頭翅。
・・・なんか生身で太陽に近づいたり、深海に行ったりと、完全に生物の規格から外れちゃってるんですけど・・・
というか本当に生物?
アポロにアポロニアスとしての記憶がまだ無い事を知った頭翅は、攻撃を開始する。
全く歯が立たないアクエリオンは、一時結界内に待避。
植物(?)で出来た檻を取り出すケルビム兵「シュルルクベラ」。中に入っていたのはバロンだった。そしてバロンが言うには、この檻には爆弾が仕掛けられているという。
バロンを救う為、閉じてしまった結界を攻撃するアポロ。しかし結界を破壊する事は、街を・・・人類を危険にさらす事になる。
アポロを止めようとするシルヴィア。しかし悩んだ末に、アポロの手助けをするピエール。何故なら、彼もアポロと同じように目の前で友を奪われた者だったから・・・
ピエールの力を借りて、結界を破壊するアポロ。
その事に―――たった一人の為に人類全体を危険にさらした事を避難する者達。
しかしこれに激怒する不動GEN。「友を想わないような者はディーバには要らぬ」と。
確かに、一人の為に大勢を犠牲にするのは問題あると思うが、友を見捨てる方が人としては間違っているだろう。
檻を奪い、こじ開けてバロンの救出成功。
しかしバロンの「チビ達を頼む」という言葉の直後に大爆発が起こる。
必死にバロンを庇うアポロだったが・・・
バロン死亡
爆発の影響が強すぎて、直撃を受けずともその余波だけで跡形もなくなって・・・手には灰だけが残っていた・・・
でもなんか、あの檻に入れられた時点で覚悟してたっぽいな。助かろうなんて思ってなかったみたいだし、助かってもすぐに遺言を残したしな。
呆然とするアポロ。その隙にシュルルクベラによって磔にされてしまう。
友を失くした苦しみを、怒りをぶつける力がある―――ピエールのその言葉に、怒りと憎しみで異常な力を発揮するアクエリオン
機体から発する黒いオーラは、怒り、悲しみ、憎しみから湧き上がる力故か。
ボロボロになりながらも立ち上がるアクエリオン
そして憎しみをそのままぶつける様にシュルルクベラを殴りまくる。
しかし頭翅はケルビム兵から降り、羽の元へと向かい基地に進入する。
アポロとシルヴィアはアクエリオンから抜け出し、頭翅の元へと向かう。
シリウスも駆けつけるが、3人共頭翅にはまるで歯が立たない。
そしてアポロに、二人を犠牲にすればバロンを生き返らせてやると囁く頭翅。
もちろん拒否するアポロ。しかし二人が付けている腕輪から「赤い羽」が舞い落ちる。
彼等は―――アリシア王国の一族は、アポロニアスとセリアンの子孫・・・敵である堕天翅と人間のハーフだと。
二人の超能力は、厳密には超能力ではないのかもしれない。
・・・人間の脳に眠る可能性ではなく、堕天翅としての力なのかも。
だからシリウスは必死に「それ」を隠していたのだろう。
舞い落ちる羽を見ても、それでも仲間だと叫ぶアポロ。
初めはあんなにも協調性が無く、他人の事など全く気にしていなかったのに・・・
いつの間にか、ここまで成長していたのか。
麗花とピエール、つぐみの必殺技がシュルルクベラに放たれる。
自分の後ろに「羽」がある事に気付いた音翅は、わざと(?)それを喰らい爆発。
そして同時に「羽」も余波を受けて消滅してしまう。
それを見た頭翅はアポロから手を離し去っていく。
頭翅と音翅の会話によると、アトランディアは崩壊の危機にあるらしい。
そしてあの羽には回避出来るかもしれない方法が記されていたらしい。そして頭翅のアポロニアスへの想いも・・・
どうやら二人はアトランディアがどうなろうといいと思っている様子。
シルヴィアに羽根が在ろうと無かろうと関係ないと言うアポロ。
そしてシルヴィアはいつもの調子に戻る。
しかしそれで緊張の糸が切れたのだろうか? バロンの死を悲しみ、慟哭しながら去っていくアポロ・・・

今回はかなり面白かった&話が進んだなぁ。まぁ折り返し地点だしな。
こりゃ、次回からが楽しみだ