フタコイ オルタナティブ FILM09

愚痴(反転中)

・・・とりあえず作り方が下手すぎ。
表現したい事は分かる。恋太郎の後悔とかやり場の無い怒りだとか、双樹の罪悪感とかそういうのが表現したいんだろうとは思う。
だけどあの変なノリというか、二人の行動の意味がさっぱり分からない。あと冗長すぎる。
恋太郎と沙羅、双樹の心理描写よりも、そっちの方が気になって台無しにしてるよ。
今回は普通に作れば良かったと思うけどなぁ。毎回新しい表現とかに拘る必要はないだろうに。良い物は良いで。

結局、恋太郎が迷っているうちに、双樹の為に沙羅は公彦の許に向かってしまった。
双樹と二人きりで過ごす恋太郎。
男と女が一人づつ。普通ならこっちの方が正常だろう。だけど歪な二人の関係。だって彼等は正三角形で歩んできたのだから・・・
問題が解決して、双樹とはしゃぐ恋太郎。
だけど恋太郎の心は後悔と自責の念で潰れている。双樹も沙羅を犠牲にした罪悪感でいっぱい・・・
・・・誰を犠牲にすれば良かったのだろうか? よく知らない相手だから公彦か? ・・・誰かが犠牲になるしかなかったのか?
今何となく思ったんだけど、公彦と結婚して即離婚というのはどうなの?
火事になる双葉探偵事務所。これで恋太郎、沙羅、双樹の思い出はほとんど失くなってしまった。
これからも思い出は増やせるけど、そこに沙羅の姿は無い・・・
ところで、放火犯というか、連続して事件を起こしてる奴って―――イカファイヤーじゃねぇ? というかポスターの似顔絵(?)がイカファイヤーにしか見えないし、少なくとも人間には見えないんだけど・・・。
るるとららもまだ二子魂に居るし、そもそもるるとららが戦ってたのって何? イカファイヤー? あれはまだ生きてるの?
「もしも」を考え続ける恋太郎。叶うはずは無いと分かっていても考えてしまうIF・・・
でも本当は分かってるんじゃないの? 「もしも」で後悔しているんじゃなくて、今もまだ何もしていない、しようとしていない事に苛ついてるんだって。

言い訳というか何というか

自分はフタコイという作品を全く知らない。読参のも知らないし、双恋だって見ていない。
だから自分にとってフタコイとは「フタコイ オルタナティブ」だけなのだ。
第1話をなんの偏見も無く、何の期待も無く見て面白いと思った。
だからこそヘタなの作られるとムカツクんだよっ!
嫌いだったら、文句も何も無いよ・・・ 頑張って欲しい。ホントそれだけ。
というか今回の表現方法が面白いと感じた人がいたら教えて・・・それだけで少しは救われた気がするから・・・