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RAVE

途中から何となく読んでいたけど、急に平行世界ものになってから面白くなった。
ONEPIECEのパクリとか、いろんな作品のオマージュと一部で言われていた(自分もそんな感じだと思っていた)この作品も、平行世界の存在により一気に独自のものになったと思う。
・・・まぁ自分は平行世界ものに弱くて、そういう作品は贔屓目に見る傾向があるけどさ。
とりあえずジークが格好良すぎ! 何もしてはいけない人生。それを選択した覚悟。ジークは独りきりの50年間(正確には何かを食べる事も出来なかったのだから、超人的な体力を持っていたとしても数年しか生きていなかっただろう)に何を思い、死んでいったのだろうか。
分かる事は只一つ。ジークは最後までリーシャの墓を守って死んでいった事だけだ・・・
バタフライ効果(初期微動性)については、ジパングよりもRAVEの方が正確だと思う。
本当に影響を与えたくないのなら、手を出さないのは勿論、その存在すらも誰かに見られてはいけない。つまり人の「心」にも影響を与えてはいけないのだから。

追記 2005/06/25

・・・すみません(T_T) やっぱり自分は並行世界ものは色眼鏡で見てしまうようです。
今でもジークの話は感動できると思うし、格好いいと思うけど、RAVE自体はおさっしで・・・