崖の上のポニョ

何か、言われる程分かり難くなかったなぁ 脳内補正・妄想が多く入ってるけど。
あと、現代版「人魚姫」じゃんって思ってたら、それを意識して作られてたのね。

主要人物

フジモト

オーディンのメタファ。或いは憧れた人
オーディンは魔術の達人であり、それに倣いフジモトも魔法を使える。
また、海――水の中で生活しているのは「Wednesday」がオーディンの日という意味を持つ為か?
現在の海の状態に絶望し、ミーミルの井戸に魔法の水を蓄え、世界をデボン紀まで戻そうと企んでいる。
その際に人類は絶滅する可能性が高いが、ドン無視している。

ポニョ

元の名前は「ブリュンヒルデ」。
ブリュンヒルデワルキューレの長女という事もあり、他の仲間達とは違い「グランマンマーレ」の血(遺伝子)を受け継いでいる特別な子。
その名の示す通りオーディン(フジモト)に逆らい、宗介に合う為家を飛び出す。
その際にミーミルの井戸から魔法の力を手に入れ、特に考えもなしに使いまくる。

トキ

「人面魚が釣れてしまった時は、即刻海に帰すべし。帰さなければ津波が起こる」と、唯一現状を予期していたお婆ちゃん。
おそらく、昔同じ様な事があったと思われる。
それ以来、ソードオフ・ショットガンを抱いていないと眠れなくなった。

ストーリー

好奇心でポニョが家出する→宗介に助けられる→初めて他人と接した為か、宗介を好きになるポニョ。
ポニョ、フジモトに連れ戻される→またもや家出。その際魔法の力を手にするが、同時に世界に魔法の力を流してしまう
ポニョと宗介の仲がどんどん良くなる。その一方、魔法によって世界のバランスが崩れ、重力(引力)に多大な影響が発生し、月が地球に異常接近し始め、潮汐力の変化により海もおかしな事になる=地球滅亡の危機!
グランマンマーレが表れて、魔法の力を失う代わりにポニョを人間の子供として生まれ直させる→魔法の力は元に戻って、世界も元通りになる。
デウス・エクス・マキナ式で終了。

・・・正直、あんまり面白くなかったなぁ
伝えようとしてるメッセージも無いし。公式サイトを見ると「神経症と不安の時代に立ち向かう」というメッセージがあったらしいけど、全然感じなかった。
おそらく一番良い見方は「ポニョ可愛い!!」なんだろうなぁ