デュラララ!! #01 #02

1話を見た時は、海のものとも山のものともつかなかったけど――2話で面白くなった!
というわけで折原臨也(おりはら いざや)がお気に入り!
そうだよね。人間って面白いよねっ
そして折原自身は善でも悪でもないんだろうな。
あの状況で、本当は死ぬ気の無い自殺志願者なんて「普通」は止めるけど・・・それは相手の事を思ってじゃなくて、自分が後味悪い思いをしたくないだけだよね。
もっとも、その理由だけで引き留めるには十分だけど、引き留めない相手を責める事は出来ない。そういう意味では折原はドライなのか、人の生死に興味が無いのか――それも「面白い」と思って眺めているのか。

自殺するタイミング

豆知識として、鬱病患者だけで見ると自殺をするタイミングは2箇所*1ある。
一番多いのが初期段階・或いは重症患者の病状が回復し始め良くなった時。
もう一つは重症患者に何かしらの切っ掛けがあった時。

前者は飛び降り自殺や手首を切ったり、或いはODしたり薬を飲んで海に飛び込んだり。要は何となくで死ぬ。
この時、自分の行動が死に繋がるとはあまり考えていない
そして後者は腹を割いて腸を引きずり出したり、自分で急所を何回も刺したり等・・・つまり確実に死ねる方法を取る。万が一にも助からない為に。
結論:人は理論では死ねない。
負の感情の爆発や、どうしても生きていく事が精神的に出来なくなった場合に自殺をする、というのがよくある自殺者のイメージだけどコレは後者。
ほとんどの自殺者は頭がボーッとしてる時に「何となく」一歩を踏み出す。
神近莉緒の様に。
――ちなみにこの情報は何かの本の引用。本のタイトルは忘れた。

閑話休題
とにもかくにも、折原臨也は意地悪く人間ウォッチングを楽しんでいるわけだ。
自分から手も出してるから、鑑賞というより観察かな?
それにしても、折原の言う通り神近莉緒のパターンは本当につまらないな。思春期の女の子によくある潔癖症だ。
だからこう言えば、ああ考えるって分かるし、どう行動すれば相手を操れるかも分かる。
そんな「よくある人間」なのに「自分は特別」だなんて笑えるねw その傲慢さを眺めるのも楽しいんだろうな。
特にネタばらしした時が!!

*1:正確には3箇所