DARKER THAN BLACK 黒の契約者 第3話 第4話

ヘルズゲート内で咲いてたあの花の光って、契約者と同じモノか? あの花も『契約者』になってしまった物なのか?
種が消えるのと同時に、育てていた方も枯れるなんて・・・そんな偶然は無い
おそらく成長状態に関係無く、「寿命」が決まっていたのだろう。

「花」は体に埋め込むことで『契約者』の能力の発動を封じ、正常な感情を持った「一般人」にすることが出来る。
だが、効果が切れた時『契約者』が『モラトリアム』になってしまうという副作用がある。
・・・『契約者』である事を受け入れるか、数年間『人間』として生きられる代わりに『モラトリアム』という「死」を受け入れるか・・・
田原耕造は娘を助ける為に研究を続けてきた。
ワーカホリックかと思ったけど、本当は娘を救う為の研究だった。
・・・本当に娘のことを想っての行動だったのか?
柏木舞が生きてきた数年間。
田原耕造が逃げ続けた数年間。
――父親として、娘にしてやれる事が沢山あっただろうに。

・・・親友は火あぶりになってしまいました・・・

腕に刺さった短剣など意に介さず、平然と耕造を殺すルーコ。
・・・こんなロボットもどきが『契約者』の姿なのか・・・
そして父の仇をとる為、ケネスを焼き殺してしまう舞。
止めようとするヘイに対してこぼれたのは、目覚めてしまったあの時と同じ言葉――「どうして?」
何故、復讐してはいけないのか? 何故、殺してはいけないのか?
――答えは無い。だけどそれを疑問に思わなければいけない。人を殺す事に疑問を感じなくなってしまったら、それは「人」じゃない。
父親を殺した『契約者』。だけど・・・舞もやがては、そんな『契約者』になってしまうんだろうな

『契約者』と『モラトリアム』

『ドール』も『契約者』のカテゴリーに含まれるのか。
『契約者』の中でも、一切の感情を持たず「受動霊媒」の力を持つ者が『ドール』と呼ばれるらしい。
なら舞がパイロキネシス*1を持ってるのも納得だな。
そして『契約者』とは別に『モラトリアム』と呼ばれる者達がいる。
彼等は一定期間を過ぎると、大抵は『ドール』となり安定する。
『契約者』と『モラトリアム』の絶対的な違い――それは「対価」と呼ばれる精神的自縛行為の有無
『モラトリアム』は「対価」から解放されている為、能力の制限が無い。しかし、(おそらく)その為に能力のコントロールが出来ず「暴走」してしまう。
・・・「暴走」している間にも「人」としての意識があるせいで、心が壊れて『ドール』になるのでは?

公式のブログで、結構重要そうな事が書いてあったので抜粋。
「それぞれの星は契約者と対応していて、観測していると契約能力を発動した瞬間がキャッチできる」
これはやっぱりって感じ。
「観測霊は契約能力の発動に自動的に引き寄せられる」
これ初耳。
『ドール』が『観測霊』を操れるわけじゃないのかな? それとも操れて、かつ自動的に移動するのかな?

*1:発火能力