銀色のオリンシス 第9話

ああ。おもむろにロケットランチャーを取り出したり、銃を構えていたりしてるのが秋葉凪人(秋葉凪樹)さんが言っていた描写力の不足なんだろうな。
テンポが悪かったり違和感を感じるのは、その辺りのせいなんだろう。
それともう一つ「駄目」と感じる原因が。
頽れるシーンを見るとよく分かるけど、「人間」の躰とは思えない動きをしている。
そのせいでこれまた違和感を感じるし、リアリティが薄くなっちゃうんだよな〜

ジンの救出に失敗し、色々吹っ切れたご様子のセレナ。
トキトに「自分は100年後の未来から来た」とバラすが――100年後?
後に歴史を学んだおかげで「流れ」を知っているとも考えられるけど・・・それにしては「トキトが『セレナ』に対し憎しみを抱いた」とかの細かい部分も知っているのはおかしい
そんな事を知っているのは、グループの一員としか考えられない。
やっぱり『アーティ』の事と次回予告から推測するに、セレナ=ミスズだと思われる。
テアとセレナは『アーティ』と呼ばれる人工生命体(アーティフィシャル・チャイルド)との事。
ほとんど人間と同じ肉体だが、血液や細胞が全く違うらしい。
推定寿命は2000〜3000年で、その為に1000年前から姿が変わっていない。
・・・老化スピードが凄く遅いのか、デラ=グラントの住民の様に「成体」の時期が長い様に調整されているのか?

トキトとコウイチが似ているのは、トキトがコウイチの子孫だからか。
――しかしコウイチは1000年以上生きているので、コウイチがトキトの近親というわけでもない。
ここで問題が発生。
『アーティ』は初めから「別物」として造られていて、人間を途中で改造して『アーティ』にする技術は無い様子。
テアにも、何故コウイチが1000年も生きているか分からないらしいが・・・人間を『アーティ』に改造する技術が出来たんじゃねぇの?
そうすれば、セレナの件も納得いくし。