コードギアス 反逆のルルーシュ stage3

おいおいおいッ! ルルーシュ危なかったじゃん!!
ということで、重大問題が発覚。
ルルーシュの能力は、1回しか効かないッ!
2回目は抵抗力が付くのかどうか分からないけど・・・とにかく「命令」できるのは1回限り。
ルルーシュは実験を行って、すぐ気付いたけど――やはり「未知の能力」というのは危険だね。
何せ自分でも「何が出来て何が出来ない」のか分からないのだから。
・・・という事は、楽勝に思えた初戦が一番危険だったのか。
能力を過信したルルーシュは、カレンに「ヒント」を教えてしまう。
何とかメイドの篠崎咲世子を利用してカレンを騙す事に成功したけど・・・二人ともどう処理するつもりだったんだろうね?
ルルーシュの第一候補は、成功した「疑いを晴らす事」だろう。
――第二候補は口封じだったと思うけど。
で、カレンの方はどうだったんだろうか?
目的は、声の主=ルルーシュ 説を確かめるのと同時に、自分の正体がバレてるかの確認だった。
声の主を捜す目的は真意を問う為だろうけど・・・正体の方はバレてたら殺してたんだろうな。

・・・やっぱり、ルルーシュを「悪」とは思えないな。
ルルーシュの行動原理は「理想の為」なんかじゃなく・・・母を殺され、ナナリーの足と目を奪い、日本人との絆―――枢木スザクとの友情―――を破壊したブリタニアへの復讐という実に人間的なもの。
さらに、必要とはいえクロヴィスを殺したストレスで苦しんだり、危険を承知でスザクを助けようとしたりと、ホント格好良い!
さらにさらに、最終的な目標は「ナナリーが幸せで居られる世界を創る」という・・・些細でいて大切なモノ。
なんかルルーシュなら独裁者になっても良い気がする。