シムーン 第17話

今回、一番の見所である「遺跡」については後ろの方で。

みんな、リモネとドミヌーラの事を悲しんでいるけど・・・何で失敗だと思うの?
―――これを成功させたシヴュラたちはテンプスパティウムの側に仕えた―――
その事から、この世界から消える可能性は考えられるはずだけど?
巫女なら、神の傍に遣わされた事を喜べばいいじゃん。
ハレルヤッ!ってな。
・・・まぁ、所詮肩書きだけだしね。

グラギエフとアヌビトゥフは自覚したようだけど・・・他のお偉方はまだですか。
馬鹿ですか?
とっくの昔に、シムーン・シヴュラは巫女ではなく兵士扱いになってたのに。
しかし、遺跡行きを「強制」かどうか――自分達が巫女か兵士か問うとは、フロエは天然なのか鋭いのか分からないな。
感覚≒(or)感性で気付いているのかもしれないけど。
そして、シムーンを破壊された他のコールのシヴュラ達はほとんど泉行き
だって兵士として役立たないし。
居ても邪魔なだけ。アーエルの言う通り「お払い箱」って訳だね。

遺跡について

とりあえず、「遺跡」って何かの爆発(墜落)跡だよね?
どう見ても自然な地形とは思えないな。
カルデラとも思えないし。

中から出てきた赤いシムーンは最新型か?(遺物に「最新」と言うのもおかしな話だけど)
そもそもパイロット」が居るのか、無人操縦だったのかも不明。
初めに鮫のリ・マージョンを描いたのは向こうだけど・・・あれは攻撃だったのか?
元来リ・マージョンには意味が在った。
ということは、モールス信号みたいなモノだったとも考えられるな。
それに反応しなかったから、攻撃しただけなんじゃ・・・

えー、アーエルの風琴って何?
ちょくちょく出てたけど、何か重要なアイテムっぽいな。
あれって「風」じゃなくて、時粒子で動いてるんじゃないの〜? 時流エンジン*1出てこないかな・・・
そして、風琴を渡したり、遺跡について色々知ってたり・・・アーエルの爺ちゃんは何者?

遺跡の中は泉に繋がっていた。
此処では全ての「時」と「場所」から――全ての呪縛から解放されているとオナシアは言う。
時間の矢が存在しない!?
それどころか絶対座標も・・・相対座標さえも存在しないとは・・・
関係無いと思うけど、ブラックホール特異点も「時間と空間が特定されない」≒存在しないんだよね?
とりあえず、此処は時間も場所も関係無いっと。

テンプスは時の流れを見届け、スパティウムは人が居る所を意味する。
二つは対となり、人々に恩恵と恐怖を与えてきた。
テンプスパティウムは、人の歴史の観察者。
そして「運命」を司る神の様な存在・・・或いは時間=「運命」そのものか。
そして、「何処にでも居て、何処にも居ない」と言うオナシアは、確実に人間じゃない。
虚像として「泉」に存在し続けるという意味か、もしくは「可能性の波」か・・・?
役割的にはテンプスパティウムの代理人ってとこか。

遺跡内のシムーンに乗っていたのは――自爆したはずのアングラス。
何故遺跡に居るのか? 何故シムーンに乗って死んでいるのかは不明。
・・・シムーン爆発の際に、ヘリカル・モートリスのせいで過去に飛んだか・・・?

とにかく、面白くなってきた!
こりゃ見続けて正解だったな。