ゼーガペイン #14

デフテラ領域の核って、大気圏から撃ち出されてたのか。
宇宙に行く事の出来ない人類は、地上の機動兵器(誘導装置?)を破壊して地上への発射を阻止するしかないな。

守凪了子の面影を捜し回る十凍京。
だけど・・・いない事を疑問に思わない友人。会わない事を気にとめない親友。存在を忘れてしまった弟。
・・・忘れた事さえ忘れてしまった*1か。
そして了子のPCを見る京。
中に在るのは二人の思い出と、「世界の終わりの一日」。
――失くしてから初めて気付く大切なモノ。
そのメッセージを聞き、京は理解してしまう。
・・・守凪了子はもう存在しない事を。
愛する者を奪われた人は、復讐者となる。――それはAIでさえ説明出来る心理プロセス。
・・・本当にクリスは克服したのか?
どうやら、本人もそんな事は分かってる様子。
そしてルーシェンも、どうやら「復讐者」みたいだな。

この世界の成り立ち。
――何故世界は滅んだのか? ガルズオルムとは一体何者なのか?
1人の研究者と1種のウイルス。・・・
それが滅びの起点だった。
昔、ナーガという研究者が量子コンピューターの開発に成功した。
そして提唱された「人間の無限進化」
人間を「不死の存在」=幻体に変換し、時が加速された仮想現実の中で進化――より高度な存在へと成長させる。
それこそが人の幸せだと、彼は言った。
・・・早送りの永劫回帰ってところだろう。

そして突如現われたオルムウイルス。
その致死率は98%で・・・人類はたった3年で滅ぶ事が分かった。
オルムウイルスによる人類の滅亡を防ぐ唯一の手段は――人類のデータ化、人から幻体への変換だった。
・・・結果的に、オルムウイルスによってナーガの願いは叶った。
狂った研究者と死のウイルス。証拠はないが・・・

想いも、決意も、全て仕組まれたものなのか?
本当は「自分の意思」なんか無くて、全てそういうプロセスによって決められてたものなのか?
・・・戦う事を決めたのは自分の意思ではないのか?
違う。断じて違う。
戦うことは「私」が決めた。
「自分」を構成する環境も他人も、代わりの無い、かけがいのないものだ。

破損データから守凪了子発見!
「復活」できるみたいだけど・・・確実に「前」の了子ではないんだよなぁ。十凍京と同じ様に。
どこまで復元できるやら・・・。
それと、ミナトもなんかドライダメージ出てるんですけど・・・。
段々と皆、壊れてきてるな。

ゼーガペインの武器とホロニックアーマーの正体は光子。
光子を凝縮し、固体化したものだったのか。納得。
光っているのも光子なら当たり前*2だし、水を通り抜けたのもレーザーではなく「ブリット」だったってわけか。

んで、次回のタイトルがリインカーネーション*3=輪廻転生。
こりゃリセットが始まるな。

*1:里村茜

*2:色の違いは屈折率の違いか

*3:リンカネーション