ゼーガペイン #09

高校レベルの問題がスラスラ解けるのに、中3の問題がどうしても解けない京。
――それは前兆だった。
もうすぐ自分が「死ぬ」ことを告げるアーク。
そしてそれは十凍京も―――セレブレム達も―――同じだった。
ゼーガペインで出撃する度に行われる量子テレポーテーション
だが「人間」のデータは膨大で・・・許容範囲内であろうとも確実にデータの欠落は発生する。
パーツ類のデータ――肉体なら、いくらでも再構築出来るが・・・記憶や経験などの形而上のモノは復元出来ない。
記憶とは「私」という「自我」の根本。
それが失われていくという事は、「私」が死んでいく事にほかならない。
現に、十凍京は一度「死んで」いる。

なんか・・・蒼穹のファフナーみたいだな。
戦う度に「自分」を失い、やがて死んでいく・・・か。
何か数話前から感じてた事だけど――この世界はタイムリミットがあるみたいだな。
たぶんそれは、指令がよく言う「2学期」の事なんだろうな・・・
と思ってたら、もしかしていきなり次回がタイムリミット!?
その時に人類が滅亡する訳ではないから、まだ良かったけど・・・。
んで、肝心の「タイムリミット」が何かというと――どうやら2学期は「無い」模様。
予想だと最初(1学期の初め?)〜夏休みを延々とループしているな。

・・・考えてみれば、そもそも「歳月」なんて必要ないんだよな。
人として存在する為に「日常」が必要なのだとしても、わざわざ「人生」を創る必要はない。
そんな事をしていたら、いくら容量が有っても足りないし。
だから・・・一定の時間を繰り返せばいいだけなんだ。