舞-乙HiME 第14話

今回は重要事項が盛りだくさん。
ミユ・・・いや深優・グリーア!
今何て言った!? チャイルド!?!?
スレイブの原型はチャイルドだったのか・・・。
つまり――舞-乙HiMEの世界は、舞-Himeの延長上に在る!
そして、ミユはサイボーグ―――もしくはアンドロイド―――である可能性が高い!
やはりミユ=深優・グリーアなのだろうか?

乙HiMEはあらゆるモノの顔――象徴。
ガルデローベのイメージ戦略によって、国の象徴という部分が強く出ていたが・・・逆にそのせいで今回の事件が起きてしまったのかもしれない。
ガルデローベが陰に追いやろうとしていた事・・・乙HiME≒兵器ということを。
乙HiME同士の戦闘によって、教室に不安が流れるが――それをマリア・グレイスバートが一喝する。
ほとんどの生徒は乙HiME=華であり、マイスターになれなくとも将来に箔が付く為に入学してきた。
・・・しかしマリアは常に認識し、無言の忠告を生徒達にしてきた。
乙HiMEになることは、色々な女の―――人の―――幸せを諦める事だと。

荒れた地に住むアスワドの民。
やはり、この惑星はテラフォーミングが完全ではないのか。
ロクに作物も育たず、住むのにさえ苦労するアスワドの地。――「失われた科学」を追い求めるのはこの為か。
所詮恵まれた土地に住む者達には分からないだろう。・・・生きる為に禁忌を求める状況を。

エルスには、アリカがセルゲイのことを好きになってしまった事に気付かれたか。
こうなるとニナにばれるのも時間の問題だろうか?
でも、ニナはそういう事に関しては客観的に見れなさそうだしな〜

蒼天の青玉を託されたのは王女の方=アリカが本物の姫!
・・・そして「姫=Hime?」という問題だが・・・今考えると、やはりHimeとしか思えない。
アリカ=姫=Himeだとすると、1話で契約も――ナノマシンの投入さえされていないアリカが、ローブを纏っている事も納得出来る。
あれはナノマシンによる物質化ではなく・・・「Hime」の高次物質化能力だったのだろう。