座頭市

ビートたけしの評価が高いのも分かるな。
心配だったタップダンスも、本格的なのは最後におまけって感じで入ってるだけだったし。
とりあえず、一番良かったのは殺陣のシーン
迫力があるというか、テンポが良いというか・・・とにかくGOOD!
所々CGが使われていたけど、CGを主力で使っていない所が良かった。
正直言って、今のCG技術では、まだ実写と違和感無しに組み合わせるのは無理だろう。*1
その事をふまえて、あくまでもCGは表現を補うものとして使われている。
CGは手法ではなく技術だ。その事に改めて気付かされた作品だった。
あと、一番の悪役は殺さずに、目を切ったのが良かった。
殺すだけでは飽き足らない。許せない。それは「必殺仕置人」に通じるものがあるな。
途中、農民が踊ってたり、BGMとしてタップダンスが使われていたけれど・・・タップダンスというより、アフリカの部族等の踊り―――原始的故に根本的な『音楽』という気がした。
たぶんあの音楽があったからこそ、「『昔』を題材にした作品」という事を、より感じられていたと思う。

*1:アニメならば、充分組み合わせられるので、だからこそアニメでしか表現出来ない作品を作って欲しい