極上生徒会 第26話

プッチャンの正体発覚!
 何と「蘭堂りの」の兄(蘭堂哲也)!!
ということはあれか? 幼くして死んだようだから、人形に魂を移したのはちえりだとしても、プッチャンが使ってた力って自分(蘭堂哲也自身)の力なのか?
そうなると「力」は、肉体に付随するモノではなく、魂・精神に付随するモノとなるな。
しかもりのの兄だけあって、「神宮司の力」は奏よりも強いとの事。
宮司家の当主も「V機関」とかいう集団に利用されていただけだったのか・・・
V機関が政治的な事を司り、彼等の命令で必要な時のみ、神宮司が「力」を振るう。・・・傀儡か・・・
きっと昔、異分子である神宮司が人々から逃れる為に、政治力を持った人間に匿って貰ったとか、そういうのがきっかけなんだろうなぁ・・・。これは完全な妄想だけど。
極上生徒会のメンバーを行いを不問にして、そのまま帰した事を詰問される奏。
当主としての権限で、宮神学園は不可止の存在とすることを命ずるが、詰問者達―――V機関の者達は一笑に付す。
逆に奏よりも強い「力」を持った者が居た事を知られており、その者の名を言う様に命令される。
しかしここで桂聖奈が登場! なんと彼女は、つい先程「V機関」のTOPに就任していた!
その権限をもって、奏を当主から失脚させる。そして代わりに当主についたのは―――プッチャンこと蘭堂哲也!
そしてプッチャンは「自由に生きる」ことを宣言! もちろん反対するV機関。しかしプッチャンの力はりの同様、奏よりも強くて、今までの事からして自由に力を使えるので・・・
車で学園に帰る途中の神宮司奏桂聖奈
・・・たぶんV機関は壊滅してるだろうなぁ・・・
車中にて自分の事を語る聖奈。
宮司として生まれたが、「力」は持たずに生まれてきた事により周囲から色々と言われた事。
だけど色々言われた事よりも、「力」を持たない故の自由が本当に嬉しかった事。・・・奏の事は知っていたのに。
奈々穂により奏が救われた事で、自分も何か奏の為になることをしようと決めたと言う。そこには奏に対する罪悪感も在ったのだろう。
そして、その結果がV機関のTOPになる事だった。
そして、その就任には金城家の後押しもあったという。やっぱり金城家長男も動いていたのか。
金城家も色々と苦しい想いをしてきたのだろう・・・
金城家は一番神宮司に近い人間だもんな
・・・神宮司の苦しみを、ずっと傍で見続けてきたのだろう。「神宮司を変えたい」という気持ちは強かったんだろうな。
宮司から解放された奏は、聖奈と共に宮神学園に帰ってくる。
それを出迎えるりの達。こうなる事を知っていた感のある奈々穂と久遠。
こうして宮神学園は前と同じ姿になったのだった。
後半は学園生活を送る生徒会メンバー達の姿。
ドタバタな感じが1話を思い出させるなぁ。
最後は丸く収まってお終い。
・・・こう書くと、「かみちゅ!」と同じ内容に思えるけど、遙かに「極上生徒会」の方が面白かったな。
「神宮司」等のスパイスが利いていたからかな。これが黒田洋介倉田英之の差なんだろうか・・・ まぁ頑張れ、倉田英之