ガン×ソード 第13話

昔のオリジナル7を殺したのはカギ爪の男らしい。
そしてエレナとヴァンの結婚式にカギ爪の男を呼んだのはガドヴェドらしいが・・・やっぱり、エレナってオリジナル7だったっぽいな。その結婚式にオリジナル7が来てたというのが有力か。

レイサイド

レイの銃撃は鳥に阻まれてカギ爪の男まで届かなかった。
偶然だと思うが・・・カギ爪の男は、そう思ってない様子。
カギ爪の男は夢を叶えるまで死ぬ事は無いと思っている。もし死ぬとしたら、「相手は自分より大きな夢を持っている」との事。・・・自分の事を救世主だとでも思っているのか?
レイに「夢はありますか?」と聞くカギ爪の男。・・・レイの『夢』を奪ったのは自分なのに。
今のレイの『夢』は「カギ爪の男を八つ裂きにする事」。・・・それは夢と言うより、欲望に近い。
しかしカギ爪の男は、それを聞いて「素晴らしい」と言う。そしてウェンディに説く。これが夢を追いかける者だと。何と力強く、明日を生きる力に満ちていることかと。
・・・レイは明日を生きる力なんて無い。それどころか生きていない。―――リムーブカース風に言うと、レイは生きていない。・・・死んでないだけだ。
―――そしてカギ爪の男は聞く。「どうして自分を八つ裂きにしたいのか」と。
・・・シノを殺した事なんて、カギ爪の男は覚えていないらしい。自分の「大きな夢」の前では、人の命など無に等しいという事か。
そしてレイの復讐という名の「夢」を矮小と言うカギ爪の男。
レイにとってはそれが全てで、他の事など無価値に等しいという程なのに。・・・自分の物差しでしか測れてないな。コイツは。
しかしヴォルケインには見覚えがある様子のカギ爪の男。
―――シノもコイツと関わっていたのか? それとも利用されていただけか。
自分もろともカギ爪の男を殺そうとするレイ。しかしジョッシュが操るヨロイに防がれて失敗してしまう。

ヴァンサイド

ガドヴェドと戦うヴァン。しかし手も足も出ず、翻弄されるダン。
ディアブロのコックピットの色が青から赤に変わっているが・・・第2段階とかか? その後、全体が白く光った状態(第3段階?)にもなってるし・・・兎にも角にも、やはりヴァンよりも遙かに巧くオリジナル7のヨロイを操っているな。
戦って、自分が正しいのか、ヴァンが正しいのか証明して見せろと言うガドヴェド
・・・何か変だ。ガドヴェドも自分の選んだ道に100%の自信が無いのか?
苦戦を強いられるヴァン。
しかしその時、ジョシュアによって助けられたカギ爪の男を目撃するヴァンっ!
初めは深い笑い。そして高く狂気的な哄笑。その時のヴァンの目は・・・レイと同じ目をしていた。
ついにカギ爪の男に近づいたヴァン。その事で自分が正しかったと断言するヴァン。
力ずくでも押し通る事を決めるヴァン。そしてその精神力、集中力が高まった時、ガドヴェドと同じく青から赤へ、そして白くなるコックピット。
そしてヴァンは、ダンを自分の体の様に操り、見事ガドヴェドを打ち倒す。

エピローグ

カギ爪の男の狂気や、レイの憎しみ。ジョシュアの信念を見て覚悟を決めたウェンディ。
兄のやろうとしている事が本当に正しいのかを見極める為に、そして間違っていたら止める為に、自らの銃となったリボルバーを手に旅を続けるのであった。