創聖のアクエリオン 第25話

ああ、そうか! アポロニアスもアクエリオンに乗って戦ってたもんな。
アクエリオンで戦うって事は3人必要なんだよ。今までの回想シーンでセリアンとアポロニアスが乗ってたのは確認出来てたけど、3人目はずっと出てこなかったな。
んで―――3人目は不動GENかっ!
だからアクエリオンを発掘したり、アクエリオンや堕天翅族について詳しかったのか。それとシャンバラも知ってて当然だな。
―――予想通り、量産型(強攻型)アクエリオン弱っ!
まぁケルビム兵を蹴散らすにはちょうど良いかと。
司令曰く「生命の樹を破壊すれば、地球は二度と生命の生まれない世界となる」
そして頭翅が語った「セリアンの闇の記憶」。他にもセリアンが最後に立っていた世界の姿や、頭翅の語りから考えるに・・・前回、1万2千年前の闘いでは、生命の樹に大ダメージを与えてしまったんだろうな。
確かに堕天翅族はピンチになったけど、その時のエネルギーの放射で人間の世界も滅びかけたというところか。
おいおいっ 音翅が蛇になっちゃってるんですけど!? 堕天翅じゃなくて悪魔になってない?
生命の樹と蛇」といえばサタンだけど、アポロニアスに『嫉妬』していた事を考えれば、リバイアサンレヴィアタン)かな? どちらにしても悪魔になってますが・・・
シリウスはアポロニアスではなく、セリアンの生まれ変わり。ただし、セリアンの『闇』の部分の過去生を持つとの事。
・・・どうやらセリアンのせいで世界が「滅んだ」らしい。その罪の大きさに耐えきれず、魂が2つに分離したとの事。
―――どうでもいいけど、魂が2つに別れたって言われるとAmbivalenZ ―二律背反― をどうしても思い出すなぁ・・・
グレン正気を戻すも、両翅との戦いで死亡。
あの力と姿は、まさしく人を超えし者―――あるいは獣―――だった。
もっとも、自我を取り戻しても翅はまだ付いてるから、意識を保っていられる時間もわずかなものだっただろう・・・
うむむ・・・ アポロニアス≠黄金の翼 黄金の翼=アクエリオン アポロニアス→アクエリオン=黄金の翼 ってこと?
傷付いたアポロニアスの補助として人間が作ったのがアクエリオンなのか? それとも・・・「アポロニアス」に手を加えて作ったのがアクエリオン? つまりアポロニアスの新しい体がアクエリオンでいいのか?
とりあえずコックピットに存在していたアポロニアスは残留思念らしい。
例え過去生がセリアンであっても、その肉体には「セリアンの血」と「アポロニアスの血」が流れている。
つまり―――もう「セリアン」ではないということだ。シルヴィアも、シリウスも。
過去生を持っていたとしても、すでにそれは「他人の記憶」でしかない。