タイドライン・ブルー 第7話

一見、理論的なジョゼの言動。
でも、ユリシーズがどこに居るのか分からないのなら、全く意味が無い。
例えルーパーがあって、燃料も満タンでも、潜行している潜水艦を発見するなんて不可能だろう。
ジョゼは想定外の事態や、目的を見失った場合に弱いと見た。
なんだかんだ言って、キールは「逞しい」んだろうな。口が巧いし、何よりポジティブ思考だし。
それに比べてジョゼは・・・。まぁ適材適所という事で。
アンジーって誰? と思ってたら、第1話に出てきた仲間か!
すっかり忘れていたよ・・・
アンジーの口から、友人であるサンシャインが、「あの日」に死んでいた事を知らされる。
軽口を叩くキール。しかし顔は涙と鼻水でグシャグシャだった・・・
・・・フラフラとジョゼが去って行ってたのは幸運だったな。
「身近な者の死」で、グールド艦長=ユリシーズは「破壊者」から「殺人者」になったのだから・・・
あの場にジョゼが居たら、ユリシーズの代わりとして怒りをぶつけられていただろう。
キールでさえ憎しみを抱いていたのだから、恋人を殺されたアンジーは・・・本当に何をやらかしていたのか・・・
適応能力0のジョゼ、警戒しすぎ。
周りは全て敵だとでも思っているのか?
しかしヘリを発見したことにより、目的を見出した様子。
どうやらHPを見ると、あのヘリはVIP専用らしい。
それはジョゼも知っていたんだろうな。
たしかにアオイの立場上、ああするしかなかったとは思うけど・・・それって、『母親』よりも『事務総長』を選んだって事じゃないの?
そんなんだから、キールと分かり合えないんじゃないのか? キールもその事を不満に思ってるんだろうし。
チェンレーシって何者? どうやら本物の超能力者っぽいけど・・・
でも、祈りだけで変える事は不可能だろうな。
たしかに全ての人が同じように祈れば平和が訪れるかもしれないけど、そんなことはありえない。
・・・それはグールドや、アオイでさえ分かっている事だろう。
もっとも、何かしらの策を講じれば別だろうけど。
例えば―――全ての人を恐怖で縛り付けるとか。
邂逅するジョゼ、キール、アオイ、ティー
次回は波乱の展開だな。