タイドライン・ブルー 第5話

の使用って・・・グールド本気だな・・・
フリーダム―――宇宙ステーション―――はこの地下施設(?)に情報を送信していたのか。
送っている情報は、現在の「地図」と主な海流みたいだな。
現在、只一つ存在する地図と、広大な通信網。これがアオイの「力」か。
地図があれば色々な国が助かるが、アオイはまだ公表するつもりはないらしい。
確かにあのままだと厳しいか。
紙ではなく、あんな特殊なデータでは使用出来る国が限られるから奪い合いになるだろう。
そして、持った者は地形を把握できる―――効率的な戦術を展開できるようになる。
そうして、持つ国と持たない国の差がどんどん広がるだろう。
国々が助け合えるなら問題ないが・・・そんな事はアオイも信じちゃいないんだろうな。
他の国の現状を知り、グールド達がミサイルを使用した事で平和がもたらされた事に動揺するキール
大勢の人を助ける為には、少々の犠牲はやむを得ないって事か・・・
・・・確かに多くの人が助かるけど、その犠牲となった少数であるキールは許せないだろうな。
それに、力を見せつける為に、グールドは本気で核ミサイルを撃つつもりだった。
もし撃たれていれば、例えそのつもりが無くとも、一般市民にも多大な被害が出ていただろう。
いや、そもそもヤビツの時もメルトダウンが起きる可能性が高かったではないか。
・・・結局、答えがあるような簡単な問題じゃないって事だろう。
つーか・・・面白ぇ!
こういう内容大好き!