ルパンvs複製人間

2回程見た記憶はあるけど、途中の内容が全く記憶に無かったのでまた見る。
とりあえず一言。なんか色々とカットされてない? やっぱり昔より規制が強くなってるんだろうなぁ・・・馬鹿らしい。
マモーはいかにしてその知識を得たのだろうか? 説明を聞いていると、どうも「神」に与えられた様子。神?
最後、神々の世界に行くと言って宇宙に出たのを見ると、マモーの言う「神」とは古代に飛来した宇宙人だったのではないだろうか?
マモーは、永遠に生きることの孤独を知っていたのだろう。不二子の「永遠に生きて、ルパンの老いた姿を見るなんて嫌」という言葉に明らかに反応していたし。
もちろん本当のクローン技術では「永遠の命」なんて手に入らない。何故ならAのクローンであるA’は、Aの「わたし」という自我を持っているわけではないのだから。遺伝子的にも発現する遺伝子が完全に同じとは限らないし。
それでも、マモーには1万年分の記憶が存在している。親しい者が死んでいく記憶が。理解者も共感者も居ない記憶が・・・
その事をルパンは分かっていたのかもしれない。だから最後にこう呟いたのだ。「良かったな、マモー。やっと死ねて」と。
ルパンは夢を見ない。虚無=神の精神とマモーは言っているが、何故それが神の精神なのだろうか?
そもそもここで言う「夢」とは何だろうか? 目標か? 欲望か?
「神は何も望まない」ということなのだろうか・・・
参考リンク:Club Mercury