KURAU Phantom Memory 15話 感想

対を失ったリナクスは存在できないのだろうか?
片羽を失ったアゲハ蝶を励ますイヴォン。しかしあの蝶はもう飛べないだろうに・・・。それとも、本当はその事にイヴォンは気付いていたのかもしれない。
クラウの記憶を垣間見たイヴォン。しかしイヴォンは癒されるどころか嫉妬に駆られる。
やはり他人の記憶を覗けても、それは記憶であって思い出にはなりえないのか。
だとすると、父親の愛情に満ち、クリスマスの存在によって孤独ではなくなったクラウの記憶は許せないものだったのだろう。

元の世界に戻る事を拒否するイヴォン。微妙に理論が破綻している感じがする。やっぱりもう狂っているのだろうか?
それとも元の世界に戻る事は何の救いにならないのだろうか? 実際、元の世界に戻れば救われるなんて言ってないしなぁ。