プラネテス #13 感想

ユーリの話。やっぱりユーリは良いキャラだよ。
地球と宇宙の境界線。確かに考えてみると定義は難しい。
大気の場合だと、確かに大地から離れれば離れる程薄くなる。しかし完全に「地球の大気」が無くなるのは何処だろう?
そもそも宇宙は完全な真空ではない。へたをすると地球=宇宙になってしまう。
では重力は?
地球の重力もどこまで影響があるのか分からない。そもそも重力子(グラビトン)が見つかってないのだから、厳密に計算する事は不可能ではないだろうか?
結局、考えるだけ無駄だという事だ。世の中の事象の大体はそんなもんということだ。*1
話を戻そう。
九太郎のせいでユーリのコンパスが壊れてしまい、それを後で海に投げようとするユーリ。
その行為は過去との決別を表していたと思う。
最後ロケットの部品として使ったのは、やはり捨てるよりも夢の礎になった方が良いと思ったのだろう。それと元の場所に帰そうとしたんだと思う。
そして砕けた口調になったユーリ。また一つハチマキ達に心が近づいた。
・・・今思ったけど、あのロケットって打ち上げ成功したらデブリになっちゃうんじゃないの? それとも大気圏で燃え尽きるから大丈夫なんだろうか?

*1:それでも追求するのが科学者であり、哲学者だろう。だって気になるんだもん