KURAU Phantom Memory 第16話

せっかく生きていたのに、イヴォンに救いが無い・・・
途中イヴォンが「他人が重いなんて事、忘れていた」みたいな事を言っていたが、今までは全ての物を分解してしまっていたのだろうか? そうだとしたら、何か悲しい事だね。
イヴォンは他人の温もりを知ってしまったが故に、失った時の悲しみが増してしまったのだろう。
対を、半身を、大切な人を失ったその悲しみは如何ほどのものか・・・
ところで、ジェシカはイヴォンの「本物」の対だったのだろうか?
イヴォンの事を元から知っていた様な感じもするのだが・・・ ジェシカの中にいたリナクスが、イヴォンの対という可能性は時期的には無いのかな?
イヴォンとジェシカは、クラウとクリスマスの対極の象徴だったと思う。孤独や、親の愛情や、対の存在。環境や運命、全てが逆だった。

元バイト先

研修時の給料を受け取りに行く。
緊張は薬で何とかなったが・・・何とも心苦しい。バイト先に文句は全く無いのだから。
自分が生活の係ったバイト探しをする様になるとは、夢にも思わなかったなぁ・・・
生きるのに都合の良い仕事を捜さなければならない。しかし俺は、本当は生活なんてどうでもいいと思っている。むしろ死にたいと思っている。
だけど死ねなくて、生きているのならある程度のお金が必要で。稼ぐ事によって病が、自殺願望が悪化していく・・・なんとも悪循環だ。
まぁ、とりあえず只の失敗に終わらせないように反省点を考えてみる。
デリバリーの方は問題無かった。ダメだったのは電話の受付だった。どうやら電話で見知らぬ人と話すのは、大鬼門だった様子。今度からは注意しよう。
あとはやっぱり薬の量を増やすべき。デパス錠は1日2錠でいった方が良いかも。
以前よりも不安感等が強すぎて、緊張しすぎる。