創聖のアクエリオン 第23話

本当〜に久々に面白かったっ!
堕天翅の羽を移植されたグレン。
どうやら「堕天翅の羽」は感覚器官のようで、その入力される情報は―――人間の精神では、理解出来る代物では無い。
グレンの場合は何かの装置を埋め込んで制御している様だが・・・『人間性』は失ってしまった様子。というより、埋め込まれた時に受けた「堕天翅の感覚」に精神崩壊を起こしてしまった様だな・・・
アクエリオンは三人の人間が、一つに合体する事で人を超越する。
しかし完全な融合は難しく、その時の感情や、時が経つにつれ分裂してしまう。
―――ならば、独りで超越すればそんな問題は起きなくなる。時に関係無く超越者で居られる。
でも、それは・・・もう人間じゃないって事だ。
アクエリオンの場合は、あくまで『人』の延長線上にある超越者だ。だが、グレンの場合は別のモノ―――化け物になる事で、人間の能力上限を超えただけだ。
それは意味があるのか? 超越者となる事と、化け物になる事は全然違うぞ。
さすがマクロス制作者が関わってるだけあって、ミサイルがすごいっ! なんか弾道が生物的だよ!
そういえばアクエリオンって接近戦がメインだから、射撃戦なんて珍しいな。これからはちょくちょくミサイルを撃って欲しい(笑)
軍用のベクターマシン―――人造ベクターマシンとも合体するアクエリオン
汎用性がハンパじゃねぇな。合体時に構造自体が変わってるとしか思えない。
「無限拳」の件もあるし、質量なんてどうにでもなるから、そのおかげで大丈夫なのかも。(少なくとも「合体」するぶんには)
ついに皆の前でばれるシリウス、シルヴィアの秘密。さすがにピエールでさえも驚きを隠せない様子。
堕天翅と人間のハーフとして生まれてきた二人。
だが不動司令は「生まれなど関係無いっ!」と言う。
生まれで何もかもが決まってしまうなら、夢なんて必要無い。何かを変える為、守る為に人は夢を抱くのだ。
ジェローム曰く、「二人が堕天翅だなんて訊いてない」と。
リーナの言う通り、じゃあ何を、誰に聞かされてたんだ? 明らかに新国連側のジェローム。怪しい・・・
「二人がそろえば空も飛べる」と、シルヴィアを誘うシリウス
また、頭翅曰く、別れた血―――翅が引き合う力は強い。
だがシルヴィアは、空を飛ぶ事・・・人を超える事なんて、望んでいなかった。
そしてアポロは言う。「空を飛べなくとも、夢を掴む事は出来る」と。
それにシルヴィアは共感し、シリウスの手を掴まず、右手―――人間の手でアポロの手を掴むのだった。
分かり合えなかった事に、悲しみ、怒るシリウス。そしてその元凶であるアポロを倒す為に襲い来るケルビム・マーズ!
しかし、もう一度シリウスと分かり合う為に戦う3人の力によって、ケルビム・マーズは倒されたのだった・・・
って最後、シルヴィアの腕から翅が剥がれてない?
人として生きる道を選んだシルヴィア。
しかしシリウスの方は―――右手からは、完全な翅が生えており、重力に逆らって立ち、言葉を用いなくとも頭翅と話す事が出来ていた。
完全に堕天翅となる事を選んだシリウス。はたしてこちらに戻ってくる事はあるのか・・・?

強攻型アクエリオン

強攻型アクエリオンは、グレン一人でベクターマシン全機の操縦をしている。
αにグレンが乗り、Δ、Ωは天使の羽を内蔵した機械が、グレンの意識に同調し、操縦している模様。
結局、操縦者が一人の為、その一人に何かがあったらそれでお終いになってしまう。
グレンも非合体時に、搭乗しているαをやられ、たったそれだけで終わってしまった。
アクエリオン」なら他の人間がサポート出来るのだが・・・やはり一人では限界があるという事か。
ところで双翅の肉体はどうなったのかなぁ・・・